録画PCのストレージ移行 その7
前回の記事はこちら
『録画PCのストレージ移行 その1』
『録画PCのストレージ移行 その2』
『録画PCのストレージ移行 その3』
『録画PCのストレージ移行 その4』
『録画PCのストレージ移行 その5』
『録画PCのストレージ移行 その6』
さて、その後のRAID50ですが、
予定よりだいぶ早くマイグレーションが終わりました。
こんな感じに表示されました。
RAID5のメンバが2つと、それを纏めたVolumeが1つ…といったところでしょうか。
RAID50_o の『Maintenance』を押すと、この画面になります。
どのDiskがRAID5のメンバなのか一目瞭然ですね。 ъ( ゚ー^)
折角なので、速度を測ってみました。
書き込みがDisk単体よりちょっとだけ遅いのは、
まぁ、RAID5だから仕方が無いでしょう。
読み込みに関しては、概ね単体Diskよりは向上しているようです。
・・・が、ここに来て問題発生!(;´Д`)
何やら、Diskへアクセスする度に、全てのDiskにアクセスしに行って
10秒くらいアクセスが遅延することが判明( ´゚д゚`)
これは・・・録画データの置き場所としては致命傷に成りかねない…
・・・で、調べたところ、
『intellipark』と言う、ウェスタンデジタル社製HDDの機能が原因っぽい、
これは、8秒間Diskアクセスが無いと、ヘッドを退避させて
消費電力の削減と高寿命を実現するもの・・・らしいんですが、、、
高寿命どころではない(汗)
Disk単体では数秒のロスですが、そのDiskを6本も使った
RAIDボリュームでこんな事やられたら・・・(;´Д`)
・・・で、どうも『wdidle3』というWD社提供の
ノンサポートツールによって、この機能のコントロールが出来るようだ。
Diskを全てとり外し、順次設定変更を試みます!
SATA開きポートの関係で、2台ずつしか変更できません…
なお、事前にBIOSから、SATAのAHCIをIDEに変更する必要があります。
また、WD社製のHDDには新旧問わず問答無用で設定するため、
対象でないHDDは取り外して行うのが良い様です。ヽ(´▽`)ノ
wdidle3 /r
これで、現在の設定を確認(Report)できます。
8秒と聞いていましたが、どうやら4秒の個体もあるようですね。
6台全て確認しましたが、、、
WD5000BEVT-00 … 8秒
WD5000BEVT-22 … 4秒
がデフォルト設定のように思えます。
ファームは全て同じなのを確認していますので、
モデルの末番で判断するしか無さそうですね…
wdidle3 /d
intelliparkを無効(Disable)にします。
これで、本来の性能を発揮できるはずです。ヽ( ´ー`)ノ
念のため、再度Reportにて確認。
・・・ちゃんと無効になってます。
で、Diskを全て元通りに差し込んでみたところ…
・・・あれれ?、さっきと変わってないやん(爆)
どうも、wdidle3で無効にしても、SATAコントローラによっては
勝手に有効になってしまうものが存在する・・・らしい。(ホント?)
無効にできないなら、、、仕方が無い。
アクセスが無い事でヘッドが退避してしまうなら、
退避する前にDiskアクセスを起こしてやればいい…
『DONTSLEEP!』
こいつを使ってみました。
iniファイルに、5秒 と ドライブレターを記述し、
ショートカットをスタートアップに登録。
・・・よし、今度こそどうだ!! (`・ω・´)
はい、無事成功しました。
やれやれ…こんな事もあるのですねぇ。。。