実家用ESXサーバを作ろう その6

実家用ESXが動き始めて結構経ちますがものすごーく安定していて、リビングESXと比較するとその差が歴然…
KVMのケーブルを入手したのと、先日リビングESXのHDDケースを交換して元々のパーツが余っているので取り付けに行ってきました。 🙂


KVM接続ケーブルです。
USB-DVI-VGAとUSB-Keyboard&Mouse変換を繋げてレッツ接続! 😛 


こんな感じで、ESX上のゲストOSの画面が表示できました。
これなら言わないときっとゲストOSだってわからないかもしれない…


お次は、この無造作に置いてあるだけのHDDを綺麗にします… 😎


ついでにメモリも増設しておきましょう。


はい、一丁上がり!。パカっと空いてる5インチベイがアレですが、、、まぁ良いでしょう。 :mrgreen:


メモリもちゃんと増えてますね! 😀

リビングESXの内蔵HDDをRAIDカード経由に変更!

前回の記事で、ESXゲストOSに直接ディスプレイやキーボード・マウスを接続することを止めたので、ESXゲストOS用に使っていたUSB 3.0 IFを取り外せるようになりました! 😉
なので、そこにRAIDカードを追加して、内蔵SATAポートから切り替えていきます。


取り外したUSB3.0 IF

『富士通 D2616-A22 (LSI SAS2108 チップ使用)』

D2616はオークションとかで数千円で買え、SATA 6Gb/s対応の8ポートかつ512MBキャッシュ搭載なのでオススメ!
機能的には、RAID0/1/1E/1+0/5/5+0/6/6+0 とある様ですが、Activation Codeが必要らしくデフォルトだとRAID0/1のみ利用可能になっています。
WebBIOSの設定を見てみると、SSDをキャッシュにする機能がありそうなので、そのうち設定してみようかなぁ…
ちなみに、ESXのサポートリストに記載はありませんが LSI SAS2108 はESXi 6.0U3 以降OK なのでたぶん平気


『ICY DOCK MB998SP-B / 2.5インチ SATA HDD&SSD 8台ケース』

結構前にコレだけ買っておいたんですが、現状利用しているHDDに9.5mm厚がいくつかあるため、使っていませんでした。
今回の作業のついでに確認したところ、9.5mm厚は2台だけでしたので2台だけなら他に一時的に設置可能なスペースがあるため、コイツも交換することに…


パッケージの中身はこんな感じです。

トレイはこんな感じ…

取り外したHDD達。右端の2台が9.5mm厚です。

ESXのデータ移行は単純で、テンポラリのHDDを接続してあったのでそこにデータストアの内容をコピーしておき、RAIDカード経由に切り替えた先で、新しく作成したデータストアに書き戻すだけ… 😀


PC内部はこんな感じになりました。I/Oスロット部一番奥側が今回交換したD2616-A22。

フロント区画に仕込んでいたH/W RAID基板などは全て取り外したのでスッキリ!

代わりに、MB998SP-Bの電源はSATA電源のタイプだったので、未使用だったケーブルを取りまわした関係で、5インチベイ周りは混沌気味になっちゃいました。 😆


リビングESXの外見はこんな感じに…

5インチベイのアップはこんな感じです。

MB998SP-Bですが、残念な事にアクセス時は点滅と書いてあったんですが、常時点灯のまま変わらず…
前のケースでは確認できていただけにアレですが、まぁ仕方ない。 🙁

ちなみに、D2616-A22のディスクアクセスLEDですが、
http://manuals.ts.fujitsu.com/file/9599/lsi-modular-raid-ug-jp.pdf
上記サイトにて確認できます。
※だた「ピン6」としか書いてませんが、ピン6を+、1つ下側を- としてLEDを接続すれば利用できました。 😎

基本的にD2616-A22のコマンドや設定は、実家用ESXの際の物と同じになります。
実家用ESXサーバを作ろう その2
実家用ESXサーバを作ろう その3
実家用ESXサーバを作ろう その4
ただ、8-07-07_MegaCLI.zip がリンク切れでダウンロードできなかったので、以下のサイトのものを利用させて頂きました。
https://xmms.jp/confluence/pages/viewpage.action?pageId=852020

ちなみに、MegaRAID (MegaCli) のコマンドの使い方は以下のサイトが参考になります。
https://www.linux-geex.com/megacli-basic-usage/

最終的にリビングESXのデータストアはこんな感じになりました。 😛




リビングESXをリビングPC化してみる! その2

HP NC360TのIntel 2Port NICを抜いて、代わりにUSB3.0 IFを入れてパススルーする事で実現したESX上のゲストOSを普通のPCの様に使う…と言う試みはなんとか前回達成しましたが…
その後、データストア周りでトラブルがあったりなんなり… でいい加減、ちゃんとサポート対象のRAIDカードを入れようかな… と思いましたが、スロットはUSB3.0 IFで埋まってる状況。
って事は、シンクライアントでも導入すりゃいんじゃね?という結論に至る。  😆


『NEC US100 シンクライアント』

背面はこんな感じ…
見かけによらず結構アッチッチになります。コレ…

接続方法はもちろん、RDP(リモートデスクトップ)を選択…
試しに適当なWindowsマシンに繋いてみると

おぉ!ちゃんと映りました! 意外に操作も快適… 🙂
って事で、色々設定して目的のESX上の仮想マシンに接続してみると

「!?」
接続できません。はい、何をやってもダメです。 :mrgreen:
単純にWindows10に対してUS100が古すぎるってだけでした。RDPのバージョンとか見落としてたぜ(爆)

他に手ごろなシンクライアントを探してみたりしましたが、イマイチな感じ…
もういっそ、超小型PCでもいいんじゃないの?
ってことで調べた結果…

『EPSON Endeavor NB51E』

ブロードバンドルータより小さいくらいのサイズの超小型PCを入手!
ESX上のリビングPCにアクセスするために、リビングPCを入手するという愚行を犯してしまいましたが気にしてはイケマセン… 😛

背面はこんな感じです。

一応、シンクライアントっぽくクローズドネットワークに配置して、デスクトップにリモートデスクトップのショートカットを配置してみました。
ナンにも可笑しくないもんね!!?

ESXのデータストアが消えた…

先日、スマホのWiFiが繋がらない事に気付いてリビングESXを確認してみるとハングアップしていたので強制的に再起動を掛けたのですが… 😆

(画像はクリックで拡大)

上に乗っているOSのシステム領域を格納しているSSDがデータストアに表示されなくなりました。
ただ、デバイスとしては認識していてマウント済みにもなっています。

実はコレ、過去にも1度だけ発生していて… その際にはサクッとバックアップから戻してしまったんですが、こうも何度も発生するとなると、何か復旧方法が無いか探ってみることに… 😥


機械って壊れて欲しくないタイミングで何故か壊れるんですよねぇ…

色々と試したところ、下記を参考に復旧できました。 😛
VMWare のディスクが死んだ。復旧頑張る。

リンク先にあるUbuntu Rescue Remixと言うLiveCDを使って起動し…
apt-get でインストールできるvmfs-toolsでは、VMFS5がマウントできなかったため、ココを参考にvmfs-toolsをビルド。

$ sudo su -
# cd /tmp
# wget https://launchpad.net/ubuntu/+archive/primary/+files/vmfs-tools_0.2.5-1.tar.gz
# tar -xzf vmfs-tools_0.2.5-1.tar.gz
# cd vmfs-tools
# apt-get install gcc make uuid-dev pkg-config libfuse-dev
# ./configure 
# make install

復旧対象とコピー先を確認
# cat /proc/partitions

マウントする
# mkdir /media/vmfs /media/copy
# /usr/local/sbin/vmfs-fuse /dev/sdX1 /media/vmfs
# mount /dev/sdX2 /media/copy

こんな感じでマウントできました。
あとは、コピーすればデータ自体は取り出しOK! 😀

後は普通にデータストアに上げ直せば起動しました。
とりあえずデータロスト無しで復旧できたのは良いんですが、こうも簡単に壊れるとなると… 何かもっと簡単な復旧方法があってもいい様な気が… 😕

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