9月 2015

録画PCリプレイス計画! その6

システムディスクのRAID1化も可能な事が確認できましたので、サクっとPC環境を移行しちゃいましょう! 😛

旧録画PC
旧録画PCをTVラックボードから引っ張り出すと…

うわっ凄いほこり! こんな時は、ダイソンのハンディークリーナーが大活躍してくれます。
線を全部外して上蓋をあけると…

旧録画PC
旧録画PCの内部

シャーシ左側が電源と5インチベイ、右側の上部がマザーボード、下側が3.5インチのシャドウベイになっています。
今利用しているRAIDカードのHighPoint RocketRAID 2300は内部SATA 4ポートしか無いため、HDDを7台接続するために3.5インチシャドウベイの左側の開きスペースに、5ポートのポートマルチプライヤが入っています。 😎

新録画PC
新録画PCの内部

マザーボードを入れ替えて、システムディスクを500GBからRAID基板経由の1TBに交換した結果こうなりました。
この構成だと、ESX上の複数OSのシステムディスクとデータディスクが全て1TBのディスク上となり、速度的にちょっと心配なので、後々OS部分だけでも128GB程度のSSDを追加出来るように配線だけは通して置きました。 😉

新録画PC
新録画PC – マザーボード部アップ

こうしてみて初めてわかったのですが、マザーボードが一回り小さくなりましたね!
実際に起動してみると… 期待していたよりファンの音が大きいのがショック… どこのファンかなぁ… 😥

新録画PC
新録画PC – 3.5インチシャドウベイ部アップ

左側のスペースにRAID基板が見えます。その下に橙色に光って写っているのは、ポートマルチプライヤですね。
詰め込みすぎてあまり余裕はありません… ちゃんと動いてくれよっ! 😛

新録画PC動作確認
新録画PC上でチューナーアプリを起動してみた。

ちゃんと4枚で別々の番組が写ることを確認しました。問題なし!
…ちなみにこの新録画PCのOS環境ですが、メンドクサイので元々のOSのバックアップをそのままリストアしてます。
Windowsの認証エラーで引っかかって、電話で何て言おうかなー、ライセンスを移したいって言えばいいかなーなんて考えてたら… 普通に認証が通りました。 😯
えー… プラットフォームは、AMDからIntelに変わってるし… えー、よくわかりません。
後で突然認証できませんとか言われても困るので、Windows8.1(Windows10にも)せずに、しばらくこのまま使ってみようかと思います。

参考までに、データディスクのベンチマークを新旧環境で比較してみました。

旧録画PCデータディスク
旧環境(ウェスタンデジタル社製 500GB SATA 2.5インチ HDD)
新録画PCデータディスク
新環境(HGST社製 1TB SATA 2.5インチ HDD / vSphereデータストア上の仮想ディスク)

速度については心配していましたが、いまのところ遜色はなく寧ろ前より早いくらいです。
これで何の問題も無く移行が終わったーーーーっと思ったら残念。 😈

パススルーして仮想OS上から利用しようとしていたHighPoint RocketRAID 2300ですが、しばらく連続したI/Oがあるとハングアップしてしまう事が判明! 😆
そこは心配だったので、テストで潰していたにもかかわらず… たぶん、テストの時よりもディスクの台数が増えたことが原因にあるのでしょうね。

さーて、どうするか… 設定でどうにかならないものか、マザーボードの設定を弄ってみたり、ESXの設定弄ってみたりしてみましたが、どうにもこうにも解決できませんでした。 😥
とりあえず録画に必要な領域は、ESX上からシンプロビジョニングで領域を作成して見せたので何とかなりましたが、どうしよう…

ESX上で利用できるRAIDカードに交換するしか無いのだろうか… うーん。 😆




録画PCリプレイス計画! その5

オンボードでのRAID機能がない&追加でRAIDカードを刺せるスロットが無い状態でのシステムディスクのRAID化をどうするか… ですが、やっと実現できました! 😛

RAID基板
「Bplus Technology社製 PM1092R (RAID機能付デュアルmini-SATA 2ポートSATAアダプタ)」
(左から2つ、他は変換基板)

いわゆるRAIDユニットと似ている製品です。通常のRAIDカードはマシンに装着して対応するドライバをインストールしてRAIDを構成して… となりますが、この製品の場合はこの基板を経由して接続する事でマシン側からは通常のHDDのように見えるためドライバ等は必要ありません。
RAIDの構成等は基板上のジャンパーピンによって行うことができます。
この製品の場合は、JBOD(単体ディスク) / RAID0(ストライプ) / RAID1(ミラー) / Span(大容量) の4種類から選択できます。

RAID基板
先ほどのパーツを全て接続した図

肝心のRAID基板はmSATA(mini PCIeハーフサイズ相当)で短い為に、ハーフからフルサイズへの変換金具を装着し… mSATAからMircoSATAへの変換基板を通り… MicroSATAから通常SATAへ変換。
本当は、mSATAから直接通常SATAに変換する基板を買えば良かったんですが… 間違えました。 😆

RAID基板テスト
とりあえず。ちゃんと動作するのかテスト中…

PS3の60GBのHDDを拝借してRAID1の動作テストを幾つか実施してみました。
同期中の抜線や結線、同期して事前に抜線したHDDを再度結線し使用中に直前に外したHDDを再結線して使用中のHDD側に問題なくリビルドするか… などテストしましたが、全て期待通りで全く問題なし!

抜線すると一瞬アクセスは停止しますが直ぐに復旧し、結線した際にはこちらも直ぐにリビルドが行われました。
同期中の場合のアクセス速度は40MB/s程度、リビルド中はその約半分程度まで速度が落ちるようです。
(40MB/sといっても、テストに使用したHDDがPS3の60GBのため妥当な値と思われる)
RAID基板自体は、SATA 6Gbpsにまで対応しており予想外に速度は出そうな雰囲気です。 😀

@ 2015/9/24 追記
ビープラス・テクノロジーさんに、商品について質問を投げていたのですが、先日回答を頂いておりました。

・LEDの意味について
 D1: Active LED
 D2: Error for SATA1 (CN2)
 D3: Error for SATA2 (CN3)
・RAID1(Safe)構成時の注意事項
 同じ型番・容量の製品を使用してください。

管理人が触った感じですと、Active LEDは、アクセス中に一定周期で点滅します。 同期中には明るさが緩やかに変わるタイプの点滅となるようです。



録画PCリプレイス計画! その4

今の録画PCのシステムディスクは、ウェスタンデジタル社製の500GBの2.5インチHDDを使用しているんですが、ESX上でほぼ同じ構成を組んで、更に光輪サーバーも持ってくるとなると、1TBは欲しいよね… と言うことで用意しました。 🙂

RAIDデータディスク
「録画PCのデータディスク(1TB 2.5インチHDD x6台 / RAID5)」

新しく1TBのHDDを用意してもいいんですが、録画PCのデータディスク領域もそろそろ終わりが見えてきたこともあり、こちらのディスクを大容量のものに差し替えて、余った1TBをシステムディスク用途に転用することにしました。 😉

RAIDディスク交換
「左がHGST社製 1TB 2.5インチHDD、右がSeagate(サムスン)社製 2TB 2.5インチHDD」

サムスンのHDD部門はSeagateとくっ付いたので、まぁSeagateといえばSeagateなんですが… このロゴ、不安になるなぁ…
といっても、現状2.5インチの9.5mm厚で2TBのHDDとなると、他に選択肢が全く無いため仕方がない状態です。 😆
…まぁ、とりあえずは1本だけの交換なので、あまりに挙動がアレだったらそこで考えることにします。

RAIDリビルド
リビルド中…

そのままディスクを引き抜くとスペアディスクに同期してしまうので、一旦スペアを削除してからディスクを1本だけ交換します。
その後、交換したディスクを追加するとリビルド開始… 忘れずにスペアを戻しておきます。  😀

システムディスク
余った1TB HDDは、3.5インチベイに2.5インチHDDを2台固定可能なブラケットに装着しました。
とりあえずは1台で構成して、後でディスクを追加してRAID1にしてしまう予定です。 😛




録画PCリプレイス計画! その3

録画PC… というよりは、ESXの検証になってしまいますが、ちょこちょこっと進めています。…といっても、物理的に物が足りなかったりするので、ほんとにちょこちょこっと… なんですがね。 😉

ESXテスト中
PCIeのデバイスがDirectPath I/O機能で、パススルーできることは確認しましたが、Legacy PCIでもイケるのかどうかを転がっていたIEEE1394のカードを指してみた図です。

結果は問題なし!
折角なので、接続はしたもののISO置き場にしかなってなかった片方のHDDをRocketRAID2300経由に繋ぎ変えて、パススルーさせたRAIDカードがWindows10上でちゃんと動作するか確認してみました。

ESXテスト中
結果、問題なし!
デバイスもちゃんと見えてるし、Arrayの作成もちゃんとできました。 🙂

ESXテスト中
でもパフォーマンスはどうなよの?
ってことで、ベンチマークをとってみました。
うーん。PATA => SATA変換させた古い120GBのHDDでこれだけ出るんなら、まぁ大丈夫かなー… と 😛

ちなみに、使えないよー と、悩んでいたオンボードNICですが、下記のページを参考に実施したところ、問題なく利用できるようになりましたよ! 😀
vSphere 6 is GA: The ultimate guide to upgrade your white box to ESXi 6.0

コマンド部分だけ抜粋すると次の様になります。
esxcli software acceptance set --level=CommunitySupported
esxcli network firewall ruleset set -e true -r httpClient
esxcli software vib install -d https://vibsdepot.v-front.de -n net55-r8168
(ESXからインターネットにアクセス可能な場合)

あとは… 新環境用のシステムディスクと、システムディスク用のRAID問題が解決すれば移行できるかな!?
…ちなみに、現在の録画PCからの移行は… めんどくさいのでバックアップ取ってそのままESXゲストにリストアする予定です。(とりあえずテスト済) 😀

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