RAID5及び6(ADG)の場合、MSA1000ではストライプサイズに128kを選択
できないため、最大サイズの64kにて測定します。

RAID6 / 2+2台(最小構成)の場合

キャッシュ内キャッシュ外
8k
32k
64k

キャッシュ内

キャッシュ外

キャッシュ内とキャッシュ外でストライピングサイズに応じた性能が
逆転しているのはRAID5と同様のようです。

RAID6 / 3+2台の場合

キャッシュ内キャッシュ外
8k
32k
64k

キャッシュ内

キャッシュ外

変わらず…

RAID6 / 4+2台の場合

キャッシュ内キャッシュ外
8k
32k
64k

キャッシュ内

キャッシュ外

はい、基本的にはRAID5と変わりませんね。
(まぁ、RAID5からパリティのDiskが1本増えただけだし)

それでは、単体ディスクとRAID6最小構成~4+2台までをグラフ化。

凄い結果ですね。
4+2台(計6台)集まって、ようやく総合値が単体ディスクと同じと言う…
とはいったものの、数値を良く見ると、Readはそれほど変わらず、
寧ろディスクが増えるごとにどんどん改善しています。

数値的にはWriteも改善していますが、
単体ディスクとRAID6では差が大きすぎるのでなかなか逆転が難しい。
書き込み(更新)よりも読み込みが多い場合には問題にならないでしょう。

以上、RAID6でした。ъ( ゚ー^)