太陽光発電を設置してみました その5
先日やっと太陽光の系統連携が終わってぼちぼち発電を開始しましたのでどんな感じかご紹介をば…
その前にちょっとオサライをしておくと。
管理人宅に導入した太陽光発電システムは、パナソニック社製の創蓄連携システム+エコキュートの構成になります。
創蓄連携システムと言うのは、太陽光と蓄電池がセットになっているモデルです。
蓄電池には様々な利用方法がありますが、メインは停電時のバックアップ用ですね。
太陽光発電の電力じゃ自家消費分を賄えない時に蓄電池から放電させます。
充電は、設定により太陽光から充電したり、安い深夜電力で充電したりを設定可能。
ちなみに管理人宅の太陽光パネルは 約4.0kw です。
簡単な運転状況の確認や設定変更は付属のリモコン設定機という小さいお風呂リモコンのような機器で可能ですが、基本的にはHEMSモニターでの操作になるかと思います。
HEMSモニター:売電中
管理人は「経済優先モード」(早い話が売電優先)で運用中なので、太陽光発電での自家消費分を超えた電気は売電されます。
この際、蓄電池は完全に停止中…
HEMSモニター:蓄電池放電中
自家消費分が太陽光発電量を超えたため、安い深夜電力で充電した蓄電池から放電しています。
もちろん売電はなし、仕様上蓄電池からの放電中も 約0.1kw 程度の買電が発生するらしいです。
HEMSモニター:蓄電池充電中
安い深夜電力で充電中です。深夜電力が1kwあたり 約12円に対し、それ以外は 約26円以上ですから半分以下の値段で良い事になりますよね…
HEMSモニター:停電中(自立運転中)
自立運転時は、予め決められた回路(小ブレーカー単位)もしくは自立運転用コンセントにのみ電力を供給する事ができます。
管理人宅はLDK(と天井裏コンセント)にしており、停電時にも一定時間はTVを見たり暖を取ったりが可能です。
その他には、回路毎(小ブレーカー毎)の現在の消費電力を確認したり…
1日もしくは、1月・1年単位での電力事情のサマリを確認したりできます。
1日の時間毎の買電量グラフ
太陽光発電及び蓄電池で賄っていた昼間の間は殆ど買電が無いことが良く分かります。
その分、深夜時間帯はエコキュートと蓄電池の充電が動作しているため結構な山になってます。
1日の時間毎の発電量グラフ
実際に太陽光パネルでどれだけ発電したのかが確認できます。
太陽光パネルは目視では不具合の確認が難しい(そもそも屋根の上ですが)事もあり、正常に動作しているかはこのグラフを確認する事になるかと思います。
1日の時間毎の売電量グラフ
発電量のうち実際にどれだけ売電できたかが確認できます。
自家消費分が少なければ少ないほど売電量が増えますから、節約が捗るとか…
1日の時間毎の使用電力量グラフ
一番見やすいのはこのグラフでしょうかね…
時間毎に「太陽光」「蓄電池からの放電」「買電」の割合が一目で分かります。
日中の黒い部分が太陽光発電で賄った部分、太陽が陰った辺りから蓄電池が動作し始めて、蓄電池を使い切った辺りから買電が始まって… と言うサイクルになっているのが丸わかりです。
明細が届くのが楽しみですね!