太陽光発電を設置してみました。
太陽光発電を設置してみました。と言っても畑の事ではなく、自宅の事です。 🙂
太陽光パネルの価格はほぼ下げ止まりで、今は単にパネルで発電するだけではなくエネファームやエコキュート、蓄電池等にHEMS(家電同士をネットワークで接続して制御管理するシステム)を組み合わせたシステムがトレンドになっているみたいです。
太陽光パネルだけだと儲からない業者側の都合の都合と、年々下がる売電価格にメリットを見出せなくなって来ているユーザー側の利害が一致しているのだと思います。
とは言え、まだまだ蓄電池は高価です。数年でテスラ等の外国メーカーが国内参入して価格破壊を起こす可能性はたぶんにありますが、その間にもソーラー発電の売電価格は下がり、蓄電池の補助金も無くなり… と考えれば考えるほど、結局はいつ買っても同じの様な気がしてきました。 😆
ってな訳で、太陽光発電+蓄電池+エコキュートを導入してみました。
エコキュートは色々な意味でお世話になっているCORONA社製の2缶式薄型タイプで、太陽光発電+蓄電池はパナソニックの創蓄連携システムです。
よく知らない向けに簡単に説明すると…
エコキュートを導入すると料金プランが時間帯別の物に変わります。23時~7時までが深夜電力で単価が安いのですが、この時間帯の電気を使用してその日1日分のお湯を全て沸かしきってしまうものです。
創蓄連携システムと言うのは、太陽光発電と蓄電池がはじめからセットになったモデルで、後付けと比較してパワコンが不要だったり効率が良かったりします。蓄電池を何に使うのかと言うと… 23時~7時までの安い深夜電力の電気を充電しておいて、単価の高い日中に使用する為に使用します。
つまり、1日中の電力を深夜電力の単価で賄っちゃおうというずる賢いヤツなんですよ。 😎
しかも日中に太陽光パネルでの発電があれば余剰分は売電してくれちゃいます。
万が一の停電の際などには自動的に蓄電池からの自立運転に切り替えて動作することもできるので、ネットとTVが無いと死んじゃう人には非常にお勧め… 😉
エコキュートとパワーステーション(パワコンに相当)は結構重量があるので足場をコンクリートで固める必要があるみたいです。
エコキュートのタンク部分です。
…薄型タイプ…だよね?。と型番を何度か確認するものの間違いなし、結構デカイので要注意です。 😆
ヒートポンプユニットです。まぁ、エアコンの室外機がちょっと大きくなった感じでしょうかね。
余談ですが、コロナのWebサイトにはHEMSに対応!って書いてあるんですが、どこのメーカーとか何も書いてないんですよね。
しかも別売りのミドルウェアアダプタが必要らしいんですが、価格がオープン価格…
なんかUSBの外付け有線LANみたいなもんだから安いのかなーと思ってググってみたら、30万円って何だよ!
設置されるとこんな感じです。最初の印象よりはスッキリ纏まった気がします。
ちなみに写真は460Lモデルです。
元々ガス給湯器が設置されていた場所はキレイに処理してもらいました。さすがプロのお仕事ですね… 邪魔にならない様にちょっと離れた所で間抜け顔で見てるだけの管理人です。
運転ですが、ものすごく静かですね。
操作パネルを確認するか、ヒートポンプユニットのファンが回転しているか… を確認しないと分からないと思います。
使用感ですが、話には聞いていましたが湯圧が低いです。そのうちシャワーヘッドを交換しようかなーと思うくらい違います。
ただ、既に缶の中のお湯は沸いてるだけあって、いきなり大量の熱湯を放出する高温足し湯機能は、本当に数秒で湯船の温度がググっと上がるのが判ります。すごいすごい。
パワーステーションのベースです。なんというか本当にベースですね…
コレを本体と分ける意味って何なんだろう。 😕
ちょっとボケちゃいましたが、これがパワーステーションの本体です。
色々と繋ぐところがあります。パナソニックは施工方法をYoutubeで公開しているのでたぶん、繋ぐだけならできないことは無い… かもしれない。
こんな感じで配線を這わすみたいですね。
ふたを閉めると、あらとってもスマート…
これは蓄電池ユニットになります。最初見たときはフルタワーのPCかと思いました。
サイズ的にも大体それくらいのサイズです。あとめちゃくちゃ重い…
側面に配線用の穴が開いています。
設置を検討されている方、色々と置き方を考えておられるでしょうが… この面を壁側に向けるのは絶対条件なので注意してください。
中を開けるとPCが… 入ってないよね。昔ながらの円柱型のリチウムイオンバッテリーをカードリッジのようにパッケージにしたものが沢山入っているイメージのようです。
LEDが3つあるだけで面白くもなんともありません。しかしパナソニックは何で室内置きの蓄電池しか無いんでしょうね… こんな邪魔くさいものできれば外に置かせて欲しいよねぇ… 🙄
これが肝心のソーラーパネルです。パナソニックのHITですね!
管理人が畑に設置したパネルと大して変わらな…
ちゃんと発電して長持ちしてくれよー!
写真はハーフサイズのモジュールですがこんな感じの仕様でした。
パネルからのケーブルを纏めて下ろしてきて…
接続箱でまとめて宅内にいったん引き込むみたいですね。
一方家の中の分電板はすごい事に…
多少は電気に明るい管理人ですが、配線の多さに眩暈がしてきました。
これをちゃっちゃか纏めちゃう業者さんはさすがですよね… 😎
『蓄電池アダプター』
東京電力管内では特別必要ではないんですが、パナソニックのパンフレットおよびWebサイトにて、停電時にHEMSモニターをしようするためには「蓄電池ネットアダプターとスマートHEMSの組み合わせまたは…」とあった為、お願いして付けてもらったんですが…
まさかまさかの、自立運転時に電源が供給されないため動作しないとかいう意味不明な事態に… いやいやいや、ウソでしょ!?(汗)
『AiSEG用エネルギー計測ユニット』
標準で8回路をブレーカーから選択して、おおよその使用電力を計測できる機器です。これが世に言う電気の見える化ってヤツですね! 😀
増設されたブレーカー… 太陽光のものでしょうかね。
『電力切替ユニット』
停電になるとガチャコンと大きな音を立てて管理人をビビらせます。
こいつで自立運転とかを切り替えてるみたいですね。
浴室天井裏に設置されたAiSEG本体です。
こいつがHEMSの心臓部といってもいいパーツになります。
『日本アンテナ 雷サージプロテクタ TGS2T(B)』
ついでなので、前に買っておいたアンテナからのサージプロテクタを設置しておきます…
HEMSモニターはこんな感じです。
どうやら普段は0.7kwくらい使用しているみたいです… ほへーという感じですね。
屋根に載せたパネルの最大発電量は約4kwなので、3kwくらいは売電できると考えていいんでしょうか…
AiSEG用計測ユニットが測定した情報はこんな感じで出力されます。
実際に画面を見るまでは、分かるんだ?フーン… 節電意識が高まるねぇ…?
…と思っておりましたが、なるほど確かに気になります。
良く分からないけど電力消費してたりすると特に原因を追究してやりたくなってきます不思議…
設備が本格的に稼働するのは、東京電力との連結が終わってからなので当分先ですが、また進展があったらご報告させて頂きます。 😀
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