月曜日, 11月 19th, 2012
Daily Archive
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管理人宅にはいくつかのomron社製のUPSがあるんですが、
これらは、PCとの接続はUSB接続になっています。
仮想的なシリアルポートとして見せるドライバを入れた上で、
制御ソフトを使うと… 連携シャットダウンとかが出来る訳です。
・・・で、omronのサイトを見ると
Windows7 64bit は「Simple Shutdown」もしくは
「PowerAct Pro(有償ソフト)」が使えると書いてあります。
じゃぁ、たぶんWindows8も大丈夫だろう… と。
「Simple Shutdown」を入れてみました。
UPSを認識しません。当然ですね、シリアルポートが見えてないんですから、、、
じゃぁー、そのドライバは何処に・・・在りません。
何処をどー探しても見つかりません。
「WindowsXP 64bit」と銘打たれたドライバしかありません。
・・・で、仕方なくコレを使う訳ですが、、、これが結構な曲者です。
Windows8 64bit版は署名付きのドライバしか受け付けませんが、
このドライバには署名がありません。つまりはこのままでは使えません。
方法としては・・・。
・Windows8 を テストモードに移行
管理者権限でコマンドプロンプトを開き「bcdedit /set TESTSIGNING ON」と実行。
・Windows8 の「ドライバー署名の強制」を無効化
チャーム(画面右上or右下にカーソルを持っていくと出る)=>設定=>PC設定の変更=>全般=>PCの起動をカスタマイズする=>今すぐ再起動する=>トラブルシューティング=>詳細オプション=>Windowsのスタートアップ設定=>再起動=>OS起動時に「7」を選択
・Windows Smart Screen の設定を無効化
チャーム=>設定=>コントロールパネル=>アクションセンター=>アクションセンターの設定を変更=>何もしない
・デバイスマネージャーを開きomronデバイスを特定
チャーム=>設定=>コントロールパネル=>ハードウェアとサウンド=>デバイスマネージャー=>UPSのUSBケーブルを抜いたり刺したりしてどのデバイスか特定する
・上記デバイスのドライバの更新を実施
やばそうな警告が出るけど気にしない。
・UPS管理ソフトのシリアルポートを設定
UPS管理ソフト側からUPSの状態が見えるようになる
・Windowsを再起動
チャーム=>設定=>電源=>再起動
・Windows Smart Screen の設定を有効化
以上です。
ドライバー署名の強制無効化は、OSを再起動すると解除されますが、
テストモードは解除されません・・・が、解除するとUPSドライバが蹴られるため、
Windows8 64Bitでは、このタイプのUPSを使う場合には、テストモードでしか使用できません。
(テストモードには、Blu-rayが再生できない等の一部制限があります。)
Windows8 32bitであれば、署名の無効化もテストモードも必要ありません。