PC-9821V200の青札と言えばわかる人には解る
国産機PC-98シリーズ末期の製品ですが、
夏休みの旅行先で、ジャンク屋を発見したことが発端で
とりあえずメモリ増設をしてみることと相成りました。(意味不明)

PC-9821V200は、
DIMMスロットが2つ、SIMMスロットが2つの計4スロットがありますが、
SIMMは2本をセットで増設する必要があり、かつDIMMの1本は、
SIMMとの排他利用となっております。

当時はDIMMが非常に高価でしたから、
SIMMを使って増設するのが一般的だったかと思います。
手持ちのV200もそのようになっており、DIMM(32MB)+SIMM(32M+32M)
で構成されています。標準はDIMM1枚ですから、
そんな少ないメモリで動いていたことにびっくりです。


見難いですが、HDDのちょうど後ろ辺りがメモリです。


現在の搭載メモリ量はこちら…

V200は、最高で64MB+64MBの128MBまで拡張が可能である。
残すは、標準のDIMMを32MBから、64MBに差し替えるのみとなる。


ジャンク屋で見つけたDIMMを挿してみた…
結果は32MBと認識…悲しい。


手持ちのDIMMを適当に挿してみた。


128MBで認識した。

ちなみに刺したメモリは、128MBである。
V200では、64MBと認識しているから、1チップ辺りの容量が
半分だけ認識されているようだ。(チップセットの仕様)
まぁ、どちらにしても使わないメモリなのでとりあえず動けばよし…


Windowsからもちゃんと確認できる。

おまけに、発掘したメモリとCPU達を乗せておこう…