Linux

Linuxメモ:マルチパスデバイスの接続 その2

さて、SAN-Switchも導入したのでMSA1000をSAN-Switch経由に切り替えます。
光輪サーバーでは、テストも兼ねて既にMSA1000上にデータを置いていたので、
サービスの起動停止も含めてサクっと実施しちゃいます。

# service smb stop
# service httpd stop
# service mysqld stop
# exportfs -au
サービス停止

# umount /xxxxx
対象ボリュームのアンマウント

ここですかさずSAN-Switch経由に切り替え!

# multipath -ll
マルチパスデバイスの認識確認

# mount -a
全ボリューム再マウント

# exportfs -av
# service mysqld start
# service httpd start
# service smb start
サービス再開

ここですかさずMSA1000のもう片方の経路を接続

# multipath -ll
経路が増えていればOK!

@ multipath -ll コマンドの出力はこんな感じ
MSA1000-02 (3600805f30019cba0a00b79xxxxxxxxxx) dm-2 HP,MSA VOLUME
size=50G features=’1 queue_if_no_path’ hwhandler=’0′ wp=rw
|-+- policy=’round-robin 0′ prio=50 status=active
| `- 6:0:0:2 sde 8:64  active ready running
`-+- policy=’round-robin 0′ prio=10 status=enabled
  `- 6:0:1:2 sdh 8:112 active ready running
MSA1000-01 (3600805f30019cba0a00b79xxxxxxxxxx) dm-3 HP,MSA VOLUME
size=50G features=’1 queue_if_no_path’ hwhandler=’0′ wp=rw
|-+- policy=’round-robin 0′ prio=50 status=active
| `- 6:0:1:1 sdg 8:96  active ready running
`-+- policy=’round-robin 0′ prio=10 status=enabled
  `- 6:0:0:1 sdd 8:48  active ready running



外部Storage化計画 その6:SAN-Switchを導入

先日のIntegrityマシン用のFC HBAの所でも触れましたが、
MSA1000のFC接続口はコントローラ毎に1つで、計2個のため、
光輪サーバ(Linux)と、MSA1000管理のためのProliant(Windows)で、
全て使ってしまうため、これではIntegrityマシンが接続できません。(´・ω・`)
また、折角の冗長構成が勿体無いのでSAN-Switchを導入!


日立製「HT-4990-SW3850」
『Brocade SilkWorm 3850』 のOEM製品です。

さて、画像ではシリアルポートが見えますね。
・・・はい、騙されました(笑)。UPSとかと同じで専用のケーブルでないとダメなんです。
さて困った。とりあえずどうにかしてtelnetで接続できないか…

と言う事で、ノートPCに適当な固定IPを振ってBrocadeと直結。
Wireshark を動かしてみたところ…
192.168.30.15 が、192.168.30.21 のARP要求を出しているのを見つけた。

・・・つまり、192.168.30.15の機器が、192.168.30.21と通信したくて
MACアドレスを教えてくれー・・・と言い続けてる状態。
と言う事は、こいつのIPは 192.168.30.15 で間違いない。
ノートPCのIPアドレスを変えて、telnetで接続してみた…

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Linuxメモ:マルチパスデバイスの接続

さてさて、MSA1000にはFCの口がコントローラ毎に1つあります。
これはつまり、片方が壊れてももう1個有るから大丈夫・・・
という冗長構成なので、SAN-Switchなどを経由してサーバと接続した場合
(サーバ側のFC HBAが複数ある場合も)は、
同じDiskが何個も見える事になります。
それじゃぁ困る・・・と言う事で、Linuxのマルチパスデバイスの接続ですヽ(゚∀゚)ノ

# yum install device-mapper-multipath
device-mapper-multipath をインストール。

# cp -p /usr/share/doc/device-mapper-mutipath-0.4.9/multipath.conf /etc/multipath.conf
# vi /etc/multipath.conf
multipath.conf にマルチパスデバイスの設定などを記述

# service multipathd start
multipathd の起動

# chkconfig multipathd on
# chkconfig –list | grep multipath
multipathd の自動起動設定
※ multipath.conf の設定には「mpathconf」コマンドを使うと楽出来るらしい。

@ 今回悩んだところ…
通常は全部ブラックリストに入れて、マルチパスデバイスだけを認識するように
設定「 find_multipaths yes」すれば良いらしいのだが…
管理人の環境は現在コントローラとFCカードが直繋ぎ状態で
シングルパスなので、 find_multipaths は使えない。
(と言うか、これで組んだ場合って片方見えない状態でシステム
再起動したら、ちゃんとパスを認識して起動してくるのかな?)

・・・と言うわけで、基本的に全てをマルチパスとして扱う様にして
本当に不要なところだけ、明示的にブラックリストに記入してみた。

(以下、管理人の multipath.conf はこんな感じ)
blacklist {
        device {
                vendor “ATA”
                product “ST3500320AS”
        }
}
defaults {
        find_multipaths no
        user_friendly_names yes
        path_grouping_policy group_by_prio
        path_selector “round-robin 0”
        failback immediate
}
multipaths {
        multipath {
                wwid 3600805f30019cba0a00b79xxxxxxxxxx
                alias MSA1000-01
        }
        multipath {
                wwid 3600805f30019cba0a00b79xxxxxxxxxx
                alias MSA1000-02
        }
}

参考にしたサイトはこちら
http://d.hatena.ne.jp/jitsu102/20110130/1296388354
http://si87474.g.hatena.ne.jp/bbs/11/2
http://docs.redhat.com/docs/ja-JP/Red_Hat_Enterprise_Linux/6/html-single/DM_Multipath/index.html



IntegrityにA6795Aを追加(続:セカイモン)

セカイモンで購入したA6795Aが到着しましたので、
早速、我が家のIntegrityマシンにくっつけてやろうと思います。

セカイモンで落札したのが1月2日でしたので、
約2週間で到着した事になりますね。
国内のオークションに比べると、のんびりした感じはありますが、
途中途中でセカイモンからの進捗メールが届いたりしていましたので、
あんまり心配する事はありませんでした。 (・∀-)


そんなに大きなカードではないはずですが、こんな箱で届きました。


伝票はこんな感じ。 SHOP AIRLINES AMERICA, INC だそうです。

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