録画PCリプレイス計画! その11

先日ストレージシャーシ(DIRAC DIR-1060SS)のファンが気になると書きましたが… ハイ、交換にチャレンジしてみました。 😉

シャーシファン交換
『ワイドワーク 4020LL12S/A 40mm幅 20mm厚 超静音ファン』

こちらを交換用に選んで見ました。本当はブラシレスじゃないのが良かったんですが、20mm厚となると選択肢がなかなか… 🙁

シャーシファン交換
リムーバブルケース(モービルラック)の上段のものが対象です。

シャーシファン交換
一応ディスクは取り出しておきます…
ねじ止めされている箇所が何箇所かありますが、一番背面に当たる部分の4箇所だけはずせば基盤ごと取り外せるようです。 🙂

ストレージシャーシファン
同じ構造の基盤が3枚入っている感じです。

シャーシファン交換
左が新しいファン、右が古いファンです。
例によって回転数検地の黄色い線はカットして、配線を元のファンの物と挿げ替えて半田付けの後に熱圧縮チューブで絶縁してみました。
写真中央が半田付け後になります。 😀

シャーシファン交換
付け替えるとこんな感じになります。
なかなか良いんではないでしょうか!? 😛

シャーシファン交換
元通りくみ上げると… こんな感じです。
外見はまったく変わりませんが、今まで「ふぁんふぁんふぁんふぁん……」と小さく呻っていた音が全く聞こえなくなりました!
変わりに、1台だけ搭載している3.5インチのHDDのアクセス音が「ドドドドド……」と耳に付きますね… こればっかりは、2.5インチにするとかしか手がないので… まぁ、追々でしょうかね。 🙄

でもまぁ、リビングから嫌な音がほぼ消え去ったので大成功といえるんではないでしょうか!

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録画PCリプレイス計画! その10

前回CPUクーラーとケースファンを交換してだいぶPCが静かになったのですが、いざリムーバブルケース(モービルラック)の電源を入れると…

リムーバブルケース
もう何年も稼働しているせいもあってか、結構な音が… 😆
…と言う事で、こちらも交換しましょう!

リムーバブルケースファン
ファンは背面に1個付いております。うわ… 埃っぽい。 🙁
交換するためにファンを取り外します。ファンは外側から簡単に交換可能です。
(純正の交換用ファンとかもちゃんと売ってます)

リムーバブルケースファン
「・・・・・・・・・」
いやー、凄いですね。 埃っぽいとかいうレベルじゃないですよ。
埃しかないっていうかなんて言うか… 😯

リムーバブルケースファン
『AINEX OMEGA TYPHOON CFZ-4010LA 40mm 薄型・究極静音タイプ』

交換に使用するファンはこれにしました。DUROベアリング採用で、回転数が3300rpmで、ノイズが10.3dBAの40mmファンです。
交換用に売られているファンが6200rpmだそうなので、約半分くらいになるのでしょうか?

リムーバブルケースファン
左が新しいファン、右が古いファンです。
新しいファンの回転数検知は使用しませんので、白いコードを根元からカットします。古いファンの電源コネクタは流用しますので、それぞれ適当な長さでカットして、くっつけちゃいましょう…

リムーバブルケースファン
くっ付けるとこんな感じ… 半田付けの後に熱圧縮チューブで絶縁してあります。

リムーバブルケースファン
あとは元通りに組み上げるだけです。

結果は… おぉー。。。さすが、10.3dBAですね全然音が聞こえません。
むしろ、今まで全然気にならなかった上のストレージシャーシのファン音が気になってきた… 🙄

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録画PCリプレイス計画! その9

さて、新録画PCへの移行もひと段落しまして、安定して動いておりますが…
かなりの発熱で有名な、Adaptec RAID 5805を搭載していることもあり、エアフローが気になります。
特にこのAntec NSK2480は、各コンポーネントがセパレートされていて、吸気ファンがある訳では無いので、スムーズな空気の流れを作ってやる必要があるかと思います。 🙂

CPUクーラー
『SilenX EFZ-80HA3 CPUクーラー』
CPUクーラー
パッケージの裏はこんな感じ…

そこで最初に手を付けたのが、CPUクーラー… Intel標準のトップフロー型だと、ケース内に排熱をまき散らしてしまうので、やはりこのケースだとサイドフローにして、そのままケースファンで排気するのがベストでしょう。 😎

ただ、問題はこのケース… 高さに制限があること… サイドフローだと大きなファンが横向きに付くため、高さが120mm以上あるものが大概なのですが… このAntec NSK2480だと、精々115mmが限界です。 🙁

CPUクーラー
…で、探しに探してやっと見つけたのがこのCPUクーラー。
ファンはちょっと小さ目の80mm採用で、高さがなんと113mm ギリギリOK! 😛

CPUクーラー
ただ、付属のファンが3ピンタイプでPWMに対応していないので…

CPUクーラー
『GELID Silent 8 PWM (80mm PWM対応 静音ファン)』

これを別途用意。ハイドロダイナミックベアリングとやらを採用した80mmのサイズのPWM対応ファンで、回転数は900~2000rpmノイズは10dBA~21.5dBAという代物です。
上のCPUクーラーのファンをこれに付け替えて…

CPUクーラー
こんな感じになりました。良い感じです。 😛
折角なのでケースファンも交換してしまいましょうか…

ケースファン
『AINEX OMEGA TYPHOON CFZ-120LA 120mm 究極静音タイプ』

DUROベアリング採用の120mmファンです。回転数は1000rpmノイズは14.2dBA となっています。今のケースファンがスイッチ三段切り替えで、一番低いもので1200rpmのファン1個と言う事なので、1000rpmのファン2個でサイドフローのCPUクーラーと組み合わせれば… そこそこ冷えるんではないかなーと。 😀

CPUクーラー
IntelのリテールCPUクーラーです。勿体ない気もしますが取り外してしまいましょう…

CPUグリス
『GELID ハイエンドサーマルグリス GC-EXTREME-1GRAM』

CPUクーラーを取り付けるのに使用するグリスは、評判の良かったコレを選択してみました。
まぁ、普通の安いグリスでも良かったんですが、折角なので… 🙄

CPUクーラー&ケースファン
CPUクーラーとケースファンを取り付けるとこんな感じになりました。
かなり静かです。HDDのアクセス音が気になるレベルです… 問題は夏だけど、まぁそれはその時考えましょうか。 😕

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録画PCリプレイス計画! その8

先日、ESXで使えるRAIDカードを用意しないとねー… 等と言っておりましたが、用意しました!

Adaptec RAID 5805
輝くAdaptecのロゴ… おぉぅ。

Adaptec RAID 5805
「Adaptec RAID 5805 / 8Port SAS&SATA HW RAID / PCIe 8レーン」

えーと、化け物が来ました(爆)
RocketRAID 2300と比較するのもはばかられるキッチキチのRAIDカードです。 😯

データ戻し中
旧録画PCに接続して、ファームウェア更新やアレイの構築・データの書き戻しなどを実施。
これがまた結構な時間かかります。

旧録画PCでは、RAID5 (Disk 6本) + HotSpare(Disk 1本) の7台構成でしたが、
新録画PCでは、RAID5EE (Disk 7本) という構成にしてみました。

RAID5EEというのは、どうもAdaptecオリジナルのものらしく… ホットスペアを専用に設けずに、同一アレイ内で分散するもののようです。
単純に考えるなら… Disk本数が増えるため、単純なRAID5と比較して速度がアップし、かつRAID5+HotSpare構成ではあるため、対障害性ではRAID6に匹敵するもの… かと。

新録画PC内部
データの戻しが完了しましたので、Diskとカードを取り外してもともとの筐体にセッティング! 🙂

新録画PC内部
Adaptec RAID 5805 カードが前のRocketRAID 2300より長めなので、ケースは選ぶかもしれませんね。
あとは、結構熱を持つカードらしいので、エアフローが若干心配ではあります… 🙄

新録画PC内部
フロント区画は、ポートマルチプライヤが不要になったため、ちょぴっとスッキリしましたね。 😉

新録画PC内部
Diskの部分はこのとおり、あまり違いはありません…

HighPointのRoecktRAIDは、Webブラウザにて非常に簡単に設定できますが、Adaptec RAID 5805の場合は… Adaptec Storage Manager(ASM)というもので設定できるようです。
…ちなみに、ESXの設定はあいも変わらずパススルーで構成しています。
(その方が管理がしやすいので…)

(以下ASMでのアレイ構築手順、写真はクリックすると拡大します)
ASM ASM
ASM ASM
ASM ASM
ASM ASM
ASM ASM
ASM

さてさて、肝心の速度変化ですが… こんな感じになりました。
(すべてアレイの9割ほどデータが入った状態での計測結果です)
旧録画PC HighPoint速度
旧録画PC HighPoint RocketRAID 2300 (RAID5) 計測結果
旧録画PC Adaptec速度
旧録画PC Adaptec RAID 5805 (RAID5EE) 計測結果
新録画PC Adaptec速度
新録画PC Adaptec RAID 5805 (RAID5EE) 計測結果

…と言う事で、マシン自体の性能は誤差の範囲に納まっていそうな感じです。さすがPCIe 8レーンといった所でしょうか… 😛

ちなみに、このRAIDカードはキャッシュを512MBほど搭載しております。
なので、この範囲に収まるようなデータで計測をしてやると…
新録画PC Adaptec速度
だだーん! …と、アホの様な結果になります。 😀
けど、実際のところ自分の用途だと、この範囲に納まるアクセスが殆どかと思いますので、ストレスフリーの時代到来かもしれませんね!

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