ちょっと前に映画をやっていたのは知っているんですが、例によって日本アニメの実写化かぁ… って事で嫌煙していたんですが「結構おもしろかったですよ」と言う話を聞いたのでBlu-rayで見てみることに…


『実写版 GHOST IN THE SHELL / ゴースト・イン・ザ・シェル』


GHOST IN THE SHELL「攻殻機動隊」は、言わずもがな日本アニメの金字塔!
大雑把に言ってしまうと
・アニメGHOST IN THE SHELLは、人形遣いと呼ばれるハッカーと主人公が出合い旅立ってしまう世界
・アニメ攻殻機動隊 Stand Alone Complexは、人形遣いと出会わなかったパラレルワールド
そしてこの映画は、役どころなど異なりますがアニメ版になぞらえて書くと
・人形遣いと呼ばれるハッカーと主人公が出合い旅立たなかったパラレルワールド
…になるんでしょうかね。


少佐役はスカーレット・ヨハンソン。
役名は草薙素子ではないのですが、これは改変されたシナリオによるものです。この改変のお陰でストーリー上、日本人キャストである必然性をうまく回避しています。
ここら辺は、攻殻機動隊 ARISEのあらすじかなりに近いものがあります。


冒頭の芸者のシーンや、義体製造シーンは毎度おなじみ…

荒巻や、少佐の家族と言う重要なポストに日本人キャストを起用したのには好感が持てました。


ハッキングちぅ…

光学迷彩はこんな感じに… スーツがちゃっちい感じに見えたのは管理人だけだと思いたい。

この実写版 GHOST IN THE SHELL、これは是非吹替えで見て欲しいですね!
吹替えの声優陣がオリジナルと同じキャストで非常にイイです。
(オリジナルはオリジナルで、Dolby Atmos対応で良い感じなのですが…)

映画に登場するポイント・ポイントとなるシーンや登場人物は、映画版やTVアニメ版のオマージュになっており根本にあるテーマは継承… と、物凄く原作に気を遣ってリスペクトしているのが見ていてわかります。

シナリオ改変について不満がある人もいるみたいですが、そもそもコミックからアニメになる時点でイメージがガラッと変わってるのもありますし、前記したとおりパラレルワールド展開していることも有って管理人的にはすっと落ちました。
気になった方はご覧になってみてはいかがでしょうか!