先日導入したばかりですが、Onkyo TX-NR636 に早速手を加えてみました。
この機種がDolby Atmosという従来の360度音表現に加えて上下方向の音表現(簡単に言うと前者が平面だとすると後者は立体)空間を作り出せる仕様に対応している、と前回書きました。

管理人の現在のオーディオの設置は5.1chなんですが、これ以上のスピーカー設置はなかなか難しく… やるとしたら、壁面や天井への埋め込みや、フロントハイ設置が限度でしょうかね。
7.1ch… 魅力的ではあるんですが… ただ、これ以上見える範囲にスピーカーを置きたくないなぁ… と言うスピーカーを設置できない理由を掻い潜ってくれたスピーカーがSKH-410です!

SKH-410
『オンキョー Dolby Atmos イネーブルドスピーカー SKH-410』

Atmos用のスピーカーなので7.1chになる訳ではないのですが、現状の 5.1ch に 2ch 追加されて 5.1.2ch になります。
Atmos対応のBlu-ray Discはまだ多くはなく、対応していたとしても吹替音声は未対応だったりしますが、一応ソースが5.1ch や 7.1ch であれば、ある程度は効果がある様なのでそれで我慢我慢…

SKH-410
フロントスピーカーの上部に設置するイメージですね。
Atmos用スピーカーをもう1セット追加する場合には、リアの上に設置して 5.1.4ch もしくは、7.1.4ch とするみたいです。

SKH-410
段ボールを開けると… 説明書が見えました。

それにしても、7.1.4ch ってスピーカー12個も設置しないといけないのか…
ちなみに、Atmos用やフロント・リアのハイ、サブウーファーなどを除くすべてのスピーカーは、耳の高さにくるように設置するのが基本なんだそう…

管理人は元々床上にスピーカー台を置いてリアを設置していましたが、ぶつかって落下して床が酷い事になったので仕方なく天吊りにした訳で… この要件を満たすのって結構難しいと思う。

SKH-410
スピーカーが見えてきました。
大きさ的にはミニコンポ付属のスピーカー位ありますね…

SKH-410
取り出してみました。チープな感じが結構しますが… まぁいいです。
あくまで音色を出すというよりは、音の位置を定義するスピーカーですしね…

TX-NR636背面
スピーカーを結線してセットアップ!
TX-NR636の場合は、付属のセットアップマイクをリスニングポイントに三脚等で固定して行えばOK。
その後はお好みの音色になるまで、ただひたすらに微調整…

SKH-410
スピーカー設置の図。

本来はフロントスピーカーの上部に置くべきなのですが、見栄えが良くないのでセンタースピーカーの裏に隠しました。
設置位置的にはあまり良くない気はぷんぷんしますが、お手軽イネーブルドスピーカーですし、効けばいいかなー位の軽い感じから入ってみましょう。

SKH-410
全体図。ぱっと見分かりませんよね。OKです。
音調整の為にアナ雪のBlu-rayを再生中…

TX-NR636の設定ですが、フロントスピーカーがOnkyo D-66RXと大形で力のあるスピーカーなので、Double Bass(各スピーカーの低音をサブウーファーからも出力する機能)はオフで、その代わり若干Bassは上げています。Cinema Filter は綺麗な高音が潰れてしまうのでオフのまま…
あとはTVと音声のリップシンクですが、Sony KD-55X8500Aの情報を探してネットを彷徨い… 結局通常時の遅延を190ms、ゲームモードを30msの遅延で設定しました。
全部HDMI2.0機器であればリップシンク問題は意識しなくて良くなるらしいけど、どこまで有効なんだろうなぁ…