土曜日, 11月 21st, 2015

スイッチのVLANタグ付け外し設定 メモ

先日ESXの設定でタグVLANを設定する必要があったんですが、タグVLANを設定するとその後は他のネットワーク機器と通信できなくなってしまいますよね。
そこで、VLAN対応のスイッチを用意したんですがその設定について忘れないうちにメモメモ…
(スイッチはDELL PowerConnectの場合。他のスイッチでも多分さほど変わらないかと)

(一部の画像はクリックで拡大します)
VLANタグの付け外し
ESXのネットワーク設定はこんなイメージです。
VLAN10, VLAN20のタグ付きが同一のネットワークカードから出力されます。

VLANタグの付け外し
VLAN10側には、192.168.0.10
VLAN20側には、192.168.0.20 でIPを振ってみました。

VLANタグの付け外し
スイッチの設定イメージとしてはこんな感じでしょうか。
タグVLAN側がESXサーバ、タグ無し側が接続したいPC等になります。

VLANタグの付け外し
スイッチ側の設定は2つだけ…
一つは、VLANタグが必要なポートと外したいポートの対応をVLAN ID毎に設定します。
ESX側のロードバランス設定が「IP ハッシュに基づいたルート」の場合は、上記の様にLAGを構成する必要があります。
そうで無ければ、接続するポートにそのまま「T」を付ければOK。

VLANタグの付け外し
スイッチ設定の二つ目は、タグの無い機器を接続する側のポートに対し対応するタグVLAN IDと同じPVIDを付与すること。

VLANタグの付け外し
ESXからタグ付きの通信が来ると、通信のVLAN IDを確認してそのVLANに移動します。

VLANタグの付け外し
同じVLAN IDを持つタグ無しのポートからVLANタグが外れた状態で通信が出力されます。

VLANタグの付け外し
逆側の通信の場合、スイッチはポートに設定されたPVIDを見て、対応するVLAN IDに移動します。

VLANタグの付け外し
同じVLAN IDを持つタグ付きのポートから、VLAN IDのタグを付与して通信が出力されます。

VLANタグの付け外し
VLAN10に対応するタグ無しポートからpingした場合

VLANタグの付け外し
VLAN20に対応するタグ無しポートからpingした場合

PVIDの設定を忘れて、あれー通信できないなーと悩みました。
気が付けばまぁ、当たり前なんですけどね… 😆

リビングESXにSSDを入れてみた!

先日、作業用PCのSSDを64GBから128GBに変更しましたが、取り外したSSDをリビングESXマシンに取り付けてみました。
仮想マシンの起動ディスクに該当するディスクイメージのみそちらに移動して、以後そちらから起動する様にしてみます。 🙂

SSD装着
ここ最近何かと弄りまくっているリビングESXマシンです。

SSD装着
Antec NSK2480は、なんと!こんな所… 5インチベイの下にSSDが固定できます。

SSD装着
こんな感じで固定。電源ケーブルの取り回しが難しい…
あとは通常通り組み立てればとりあえずはOK。 😛

(以後は画像クリックで拡大します)SSD装着
ESXを起動して「構成」「ストレージ」を開きます。
まだデータストアとしては利用できませんね… 右上の「ストレージの追加」をクリック

SSD装着
追加するのはSSDなので「ディスク/LUN」を選択

SSD装着
対象を選択します。(ここでは1つしかありませんが…)

SSD装着
パーティションが存在する場合どう対処するか聞かれます。今回は何も選べないのでそのまま次へ…

SSD装着
データストア名を入力します。何でも良いと思いますが「datastore2」にしてみました。

SSD装着
使用する領域サイズを選択します。普通は全部使いたいと思うので「使用可能な最大領域」で宜しいかと…

SSD装着
サマリーが表示されます。間違いがなければ「終了 (F)」ぽちゅっとな。

SSD装着
少し待つと新しいデータストアが出現しました! 😀

SSD装着
それぞれのデータストアを参照し「コピー」「張り付け」でディスクイメージ等をコピーできます。

SSD装着
変更前のディスクファイルは「[datastore1] Cent7-Server/Cent7-Server.vmdk」

SSD装着
直接ファイルの宛先を変更できないため一旦削除します。

SSD装着
追加でハードディスクを選択。

SSD装着
「既存の仮想ディスクを使用」を選び…

SSD装着
ディスクファイルのパスにて「参照」をクリックし…

SSD装着
新しくdatastore2にコピーした仮想ディスクイメージファイルを選択します。

SSD装着
「次へ」

SSD装着
一度「OK」を押して開き直すと、こんな感じで登録されました。
ディスクの順番が変わってしまっていますが、SCSI (X:X) の部分が元と同じであれば大丈夫です。

ESXシェルにて直接仮想マシンの「<仮想マシン名>.vmx」構成ファイルのディスクエントリを書き換えても良いと思います。
scsi0:0.fileName = “/vmfs/volumes/<データストア名>/<フォルダ名>/<仮想ディスクイメージ名>.vmdk”
みたいな感じで…

あとは通常通り起動すれば… 仮想マシンがサクっサクで御座います! 😎