管理人はAVS510というFuze社製のホームシアターシステムを使っています。
このモデルは安価なアナログ入力専用の5.1ch製品なのでPCのスピーカ用に最適です。 😀

実売は6・7千円台といった所でしょうか。
管理人はスピーカ1個欠品のジャンク品をハードオフで1500円で買いましたが…

修理といっても何のことはありません。
ちゃんとしたAMPの場合は、電源ON/OFF時に回路から出力される電流によってスピーカが破損しないように、音声出力の最終フェーズにリレーという電子部品があり、回路が安定するまでスピーカへの音声がカットされるようになっています。
今回の故障は、このリレーの接点不良です。(まぁ、古いAMPではわりとよくある事です…)

さて、本来であれば新しいリレーに交換したい所ですが…
この部品意外に高い…2個で1500以上はする… 😐
リレーの接点を磨く-なんて方法もあるらしいですが、尋常じゃなく面倒この上ないので却下。

1個の接点がダメなら、2個にしてしまえば良いじゃない!
・・・はい、管理人はこの製品5.1chですが、2.1chとしてしか使っていません。
つまり、リレーの接点には未使用分の「センター」「リアー右」「リアー左」の3つが有る事になりますので、リアーのチャンネルを潰して2接点を確保できました! 😎

実はこの製品、全面にレベルメーターなんかが表示されているんですが、これが光りっぱなしなんですよ!
スタンバイにしても関係なしで、いっつも常時点灯・・・明るいこと明るいこと…
「センター」が1チャンネル余るので、この接点を利用してスタンバイの際に消灯する様に改造しちゃいました!! 😆

AVS510
『Fuze社製 AVS510 5.1ch サラウンドシステム』

AVS510
背面のネジを外すと基板が見えます。

AVS510
写真中央に規則的に大きく山になった半田が見えますね…
この裏面にリレーがくっついています。
接点は、右からフロントL/R、リアーL/R、センター、ウーファーです。

AVS510
はい、改造後です。(なんかモリモリしてるのは、ショート防止のホットボンド)
写真の下側に大きな放熱板があり、そこにパワートランジスタがずらっと並んでいます。
リレーのパターンはそこへ繋がっているので、途中にあるジャンパー線を外して逆に出力側は配線をカットしておきます。

レベルメーター部品への電源は、基板上ではなく本体の中にトランスがくっついており、そこから直接つながっています。
トランスから全面へは3本伸びているので、このうち黒色の1本をカットして、リレーを経由させます。

改造後… ちゃんと音が出てくれて安心。 😛
スタンバイにするとお部屋がちゃんと暗くなってくれて嬉しいぜぃ :mrgreen:




http://www.fuze-jp.com/item/hometheater/detail/avs510.html