木曜日, 6月 3rd, 2010
Daily Archive
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皆さん、RAMドライブというものをご存知でしょうか?
RAMドライブとは、高速なメモリ上をあたかもHDDなどの物理ドライブ
かのように扱う方法で、元々は非常に古いHDDを持たないPCなどで、
起動時に漢字変換の辞書ファイルなど、よく利用するファイルなどを
コピーして利用されていましたが、HDDの値段が格段に安くなった
ことなどから、あまり使われなくなった手法でした。
・・・が、現在はちょっと事情が違います。
メモリの値段が以前からは考えられない程安くなったことと、
約3.5GBを超えるメモリを搭載したPCで32BitのOSを選択した場合に、
実際には利用できない領域が発生します。
つまり、PCの4GB搭載しても、実際には3GBちょっとしか利用できず。
1GB弱は遊びっぱなし・・・という事です。
管理人はまさにこの状態で、4GBのメモリを搭載していますが
実際には、3.25GBしか利用できていませんでした。
・・・で、今普及しているRAMドライブは、
この、実際に利用できない領域(OS管理外領域)からRAMドライブを
作成できるものがいくつかあります。
ここで管理人が紹介するのは
「VSuite Ramdisk (Free Edition)」
http://www.forest.impress.co.jp/article/2009/06/11/vsuite_ramdisk.html
さて、数あるRAMドライブ作成ソフトの中から、
管理人がこのソフトを勧める理由ですが・・・。
・OS管理外領域を利用可能
・複数のRAMドライブを作成可能
・RAMドライブの内容を保持できる(※)
・「ディスクの管理」から操作できる
※ メモリ上に作成するドライブのため、基本的には電源を切ると
内容が全て消えてしまうのだが、PCのシャットダウン時に内容を
HDD上に退避し、起動時に読み込む事でデータを保持できる。
この中でも一番の理由が「ディスクの管理」から操作できること、
Gavotteなどは、ドライブがディスクの管理に表示されません。
それゆえ、ドライブレター回りの操作がGavotte以外ではできません。
何が言いたいかと言うと・・・、
RAMドライブ如きに、ドライブレターを割きたくない訳です(爆)
・・・意外と知られていませんが、Windowsにも
UnixやLinux同様に、フォルダにHDDをマウントする機能があります。
こんな感じになります。
タイトルのRAMドライブで快適ブラウズ・・・とは、
VSuite RamdiskでOS管理外領域を使い作成したドライブを
適当なフォルダにマウントし、そこにインターネットキャッシュを
変更する事で実現できます!! b( ゚ー^)
HD Tuneの測定結果はこんな感じ・・・ 激っ早です。
CrystalDiskMarkでの測定時には、2.3G/sを超えます。(*´Д`)