Windowsでのシンプロ領域ゼロ埋め解放 for ESX

vSphere 6.0 上のゲストOSを触り始めて少し経ちましたが、度重なるアップデートや試行錯誤にてシンプロビジョニングで見せているディスク領域も段々と増えてまいりました。 😕

仮想ディスクの空き領域を解放するには、空き領域をゼロデータで埋めて、ESX シェル上で
「vmkfstools –punchzero <vmdk仮想ディスクファイル>」
と叩けば良いみたいです。

ゼロ埋めにはSDeleteを使用。
ダウンロードして適当な所に展開して、メモ帳を開いてバッチファイルを作成します。
シンプロ領域解放
展開した場所までのフルパスと「-z <対象ドライブ名>」でOK
おもむろにバッチファイルに対してショートカットを作成します。

シンプロ領域解放
「プロパティ」⇒「ショートカット」⇒「詳細設定(D)」と開いてゆき… 『管理者として実行(R)』にチェックします。

シンプロ領域解放
あとは実行して終了するのを待つだけ…

vmkfstools –punchzero コマンドを使うには、該当のゲストOSを停止しておく必要がありますので、上記のゼロ埋め作業がおわったらゲストをシャットダウンします。
あとは、ESXシェルにSSH等で接続しコマンドを叩くだけです。 😀

シンプロ領域解放
コマンド実行中…

シンプロ領域解放
終わったらvSphere Clientに接続して対象ゲストのサマリを開きます。

シンプロ領域解放
「ストレージ使用率の更新」をポチっと押すと使用量がガクっと落ちたのがわかります。 😛

録画PCリプレイス計画! その15

遂に念願のWindows10になりました! 😛

Windows10 Upgrade

vSphereゲスト上のWindows8.1は、下の「田」ボタンからはアップデートできませんので、Windows10のISOファイルを作成して、それをマウントしてアップデートを掛けます。

アップデートが終了してWindows10が起動してきたら、VMware Toolsを修復セットアップすると元通りです!
TVrock等もそのまま特に問題なく動作しました。アッサリです。 😉

他にも色々と触る部分はあるんですが、録画PCのリプレイスという意味ではこれで完了… でしょうかね! 😀

録画PCリプレイス計画! その14

リビングPCのESX上に移行した録画PCのOSをいよいよWindows8から、Windows8.1にUpdateしました! 😛

(画像はクリックで拡大します)

Windows8.1 Upgrade

Windows8.1にUpdateしたら、TVrockで番組の視聴ができなくなったのですが、PT2のドライバとSDKを最新の物で再インストールしたところ、正常に視聴出来るようになりました。 😉

…んでもって、次はWindows10のアップグレードかぁ… と、おもむろにバックアップを取得してvSphere上でリセットを掛けたところ… 強烈なアラーム音(ビープ音)が! 😯

…え?、Adaptec RAIDのアレイが見えてない??
Force Online をやってもOnlineにならない… 😆
データが全部吹っ飛んだ… のか。(爆死)

ほんの僅かな希望を胸にネット上を検索したところ…
故障したアレイは復旧できますか?
と言うコラムをアダプテックのサイトで発見!

前半のForce Onlineはダメなので、後半のRAIDを一度初期化して、同じ構成にてデータを残したまま再作成の方法をトライしてみました。

すると…

Adaptec RAID ASM
じゃじゃーん!
復旧できました!! 😛

ディスクもすべて見えている状態で発生したのですが… 故障の原因は何なんでしょうね。
vSphereゲストのシャットダウン中にリセットしたので、RAIDのキャッシュ情報が正常にフラッシュされなかったんでしょうか…
良く分かりませんが、二度と味わいたくないので、気休め程度にAdaptec RAID 5805のバッテリーをeBayで注文してみました。 🙄

[rakuten]waysas:10004723[/rakuten]
[rakuten]gbbparts:10000878[/rakuten]
[rakuten]garden75:10008061[/rakuten]
[rakuten]waysas:10004969[/rakuten]

録画PCリプレイス計画! その12

さてさて、録画PCのリプレイスも問題はあったものの、概ね完了と言ってもいいんではないでしょうか! 🙂
ESXのホスト名ですが、リビングのTVラックに収まっている言わばHTPCと言うかリビングPCと言うか… なので、Living-ESXと命名しました。 😉

ESX自体及び録画PCの管理は、もちろん別のPCから管理するんですが、実はもっと簡単な方法があるんですよ!!

vSphere Mobile Watchlist
『VMware vSphere Mobile Watchlist』

時代はスマホですよ、スマホ! 😯
なんとスマホでESXがちゃっちゃらーと管理出来ちゃいます。

vSphere Mobile Watchlist
起動するとこんな感じです。

Cent7-Server は、光輪サーバーの移行用にゲストOS環境の枠だけ作っておいたので、試しに適当にOSを入れてみた状態になっています。

横向きのバーが上から順番に、CPU利用率、メモリ利用率、HDD利用率 となっています。
上部の「+」を押すと監視対象のESX及びESX上のゲスト環境をポコポコ追加できます。 😎

試しにホストOSをタップすると…
vSphere Mobile Watchlist
こんな感じでより詳細なステータスが確認できます。
更に上の折れ線グラフマークを押すと…

vSphere Mobile Watchlist
こんな感じでCPUとメモリ利用率の詳細グラフが見れちゃいます!
表示を切り替えれば、HDDのアクティビティやネットワークの利用率も確認可能♪ 😀

vSphere Mobile Watchlist
一つ前の画面に戻って、横にフリックするとこの画面になります。
ESX自体の電源管理や、Sensor Dataを押すと…

vSphere Mobile Watchlist
こんな感じでESXのヘルス状態が確認できちゃいます。
対応機種でちゃんとCIMがインストールされていれば、温度とか消費電力まで見れますよ! 🙂

vSphere Mobile Watchlist
更に横にフリックするとESX上で発生したイベントなどを確認できます。
予想外のログが記録されていたら要チェックですね…

vSphere Mobile Watchlist
トップの画面に戻ってゲスト(ここではMedia-Server)をタップすると…

vSphere Mobile Watchlist
こんな感じでゲストOSの詳細なステータスが確認できます。

vSphere Mobile Watchlist
横にフリックすると、今現在の画面を表示してくれますし…
上のモニターのマークをタップすると…

vSphere Mobile Watchlist
こんな感じでリモート操作できちゃいます! 😛
す、スゲー…

vSphere Mobile Watchlist
更にフリックするとゲストOSの管理画面になります。
ここからゲストOSの起動停止はおろか、スナップショットの取得や管理までできちゃいます…
スマホでサーバーのスナップショットって… どういうニーズか分かりませんけど、とにかく凄い!! 😀

vSphere Mobile Watchlist
こちらも更にフリックすると、ゲストOSで発生したイベントが見れます。
「×」になっているInitiate guest OS shutdownは… たぶん、ESXの管理を使用せずにOS上から普通にシャットダウンしたから… かな?

…とまぁ、こんな感じでメチャメチャ使いやすい!
そこの貴方もどうでしょう!? 😎

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