マザーボード修理にチャレンジ MSI H61MU-S01

ちょっと前にジャンクで購入したMSIのマザーボードH61MU-S01と言うものが手元にあるのですが、CPUやメモリを装着して動作確認をしたところ、電源が入るがその後無反応… という状態。
これはもしやBIOSが飛んでいるだけでは…? と言う事で、ROMの焼き直しにチャレンジ! 🙂

マザーボード
さてさて、どこにBIOSがあるのかな…
電池の周りを探す… 無いなぁ。
CMOSクリアのジャンパ付近を探す… ぉ?コレかな?

BIOS
緑色のシールが張ってあるチップのシールをはがしてラベルを読んでみると…
「Winbond 25032BVSIG」ふむふむ。4MByteのFlashらしいのでビンゴかな?

足を折らない様に取り外して…
ROM焼き
『ROMライター CH341A』
こんな感じで怪しげな機械にセット…

ROMライター
念のため現在入っているデータを保存しておき、Webからダウンロードした最新のBIOSイメージを書き込みます。
あとはチップを元通り基板にセットして…

電源ON!
…ちーん。撃沈しますた。 😆

症状からBIOSが飛んだのかと思ったのですが、どうもそれ以外にも異常個所が有るようですね… 素直に諦める事にします。 😥

MSA1000 故障FAN交換!

だいぶ前にFANのパーツ番号とか記事にしてましたが、
手配していた例のブツが海外がら届きましたので早速…

MSA1000 FAN
これが我が家のMSA1000…
左側のコントローラのレバーがぶっ壊れちゃったのはご愛嬌。
よーく見ると、右下に橙色のLEDが点いているのが分かるかと思います。

MSA1000 FAN
背面を見るとこんな感じ。片方だけLEDが消灯しちゃってますね。
ちなみに、正規の交換手順がわからんので(調べればいいだけなんだけどね)
電源を丸っと取り外してから交換することにしました。

MSA1000 FAN
取り外すとこんな感じにすっぽり穴が開いちゃいました…
ひょっとすると空気の流れとかから、何分以内に戻せ…とかあるのかなぁ。

MSA1000 FAN
肝心の交換パーツはこちら、
意外に小さくて軽くて拍子抜けしちゃいました。もっと重いものかと…

MSA1000 FAN
ふたを開けると…はい、FANです。

MSA1000 FAN
FANの裏側はこんな感じになっています。
DIN9pinにて電源BOXと接続するようになっているみたいですね。

MSA1000 FAN
電源BOXの壊れたFANを取り外したところです。
ちなみに、取り外したFANは羽を指でまわしてもカッチカチに固まっていて
こりゃー完全にだめだろって位に壊れてました。

MSA1000 FAN
FANを交換して電源を戻せば… 修理完了!
MSA1000は電源が方系統のみになるとFANの回転速度が上がるので、
ちょぴっとだけ静かになりました…とさ。

AVS510 5.1 ch サラウンドシステムを修理してみた!

管理人はAVS510というFuze社製のホームシアターシステムを使っています。
このモデルは安価なアナログ入力専用の5.1ch製品なのでPCのスピーカ用に最適です。 😀

実売は6・7千円台といった所でしょうか。
管理人はスピーカ1個欠品のジャンク品をハードオフで1500円で買いましたが…

修理といっても何のことはありません。
ちゃんとしたAMPの場合は、電源ON/OFF時に回路から出力される電流によってスピーカが破損しないように、音声出力の最終フェーズにリレーという電子部品があり、回路が安定するまでスピーカへの音声がカットされるようになっています。
今回の故障は、このリレーの接点不良です。(まぁ、古いAMPではわりとよくある事です…)

さて、本来であれば新しいリレーに交換したい所ですが…
この部品意外に高い…2個で1500以上はする… 😐
リレーの接点を磨く-なんて方法もあるらしいですが、尋常じゃなく面倒この上ないので却下。

1個の接点がダメなら、2個にしてしまえば良いじゃない!
・・・はい、管理人はこの製品5.1chですが、2.1chとしてしか使っていません。
つまり、リレーの接点には未使用分の「センター」「リアー右」「リアー左」の3つが有る事になりますので、リアーのチャンネルを潰して2接点を確保できました! 😎

実はこの製品、全面にレベルメーターなんかが表示されているんですが、これが光りっぱなしなんですよ!
スタンバイにしても関係なしで、いっつも常時点灯・・・明るいこと明るいこと…
「センター」が1チャンネル余るので、この接点を利用してスタンバイの際に消灯する様に改造しちゃいました!! 😆

AVS510
『Fuze社製 AVS510 5.1ch サラウンドシステム』

AVS510
背面のネジを外すと基板が見えます。

AVS510
写真中央に規則的に大きく山になった半田が見えますね…
この裏面にリレーがくっついています。
接点は、右からフロントL/R、リアーL/R、センター、ウーファーです。

AVS510
はい、改造後です。(なんかモリモリしてるのは、ショート防止のホットボンド)
写真の下側に大きな放熱板があり、そこにパワートランジスタがずらっと並んでいます。
リレーのパターンはそこへ繋がっているので、途中にあるジャンパー線を外して逆に出力側は配線をカットしておきます。

レベルメーター部品への電源は、基板上ではなく本体の中にトランスがくっついており、そこから直接つながっています。
トランスから全面へは3本伸びているので、このうち黒色の1本をカットして、リレーを経由させます。

改造後… ちゃんと音が出てくれて安心。 😛
スタンバイにするとお部屋がちゃんと暗くなってくれて嬉しいぜぃ :mrgreen:

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http://www.fuze-jp.com/item/hometheater/detail/avs510.html

 

サンワサプライの無線キーボードSKB-WL10SETRを修理してみた!

管理人はサンワサプライの古ーい2.4GHzの無線マウス&キーボードを愛用していましたが、
さすがに古いし、電池の持ちとか最悪なのでSKB-WL10SETRという同社製の無線マウス&キーボードセットの美品中古がハウスオフに有ったので、買ってきました! 😀

・・・そこまでは良かったんですが、
このキーボード、作りが安っぽく…特にエンターキーが押された状態のまま引っかかって戻らない事が多々ありほとほと困ってしまいました。 😥
ググってみると、割とみんな経験している不具合の様でしたので、なんとか治せない物かー・・・と考えてみました。

SKB-WL10SETR
『サンワサプライ製 SKB-WL10SETR(写真はキーボード部のみ)
ワインレッドがカッコイイので、前から欲しいなーと思っていてお気に入りなんですが…

SKB-WL10SETR
画像で分かりますかね…?、エンターキーが凹んだままになっています。
しこたま改行されますよ、、、えぇ。 😆

SKB-WL10SETR
エンターキーのキートップを取ってみるとこんな感じ…
ボタンが2つあります。特にバネ等の類はありません。(まぁ、大体こんな感じですよね)

ただ、キーの裏側を見るとわかりますが、エンターキーの上部にあるボタンは実際には使用されておらず、下側のボタンのみでキー全体を支持している事がわかります。
これではキーが戻らなくなるのも頷けますね…

試しにエンターキーの下にある上側のボタンを押してみると『」』が入力されました。
位置から考えておそらくは、キートップを変更することで英字キーボード等に簡単に変えられるようになっているんでしょうかね…

この問題を解決するのに真っ先に思い付いたのはバネを仕込む方法。
ただ、上段にあるESCやファンクションキーはサイズが小さく測ってみると外径およそ5mm程度でした。
上から下まで5mmのバネを仕込むと、キーの下にあるボタンに接触してしまいますので、下に行くほど外径が広くなっているバネを探しましたが規格品ではすぐに見つけられませんでした…残念。 😥
上部のキーを考慮せず、外径の大きいバネを仕込めばもちろん大丈夫なんですが、エンターキーを治すだけであればそんな面倒なことも必要ないかなぁー…という訳でお金を掛けない方向でサクっと治します! 😎

SKB-WL10SETR
キーボードの裏面です。なんか不規則にやたらネジがたくさん付いてます。
…しかも「☆型」のネジですよ。でもまぁここは強引にマイナスドライバーで開けちゃいます!
なぜか左上のキーボード足の斜め下とその隣にあるネジだけはプラスネジでした。

全部ネジを外したら、内部とご対面ー・・・、あれ?はずれない…

SKB-WL10SETR
こんな所に1個だけ隠しネジが隠されてました。 😉

SKB-WL10SETR
内部はこんな感じです。メカニカルキーボードでなければ、殆どのキーボードで同様の作りです。
3枚のシートから構成されていて、1枚目と3枚目のシートにパターンが描かれていて、2枚目のシートのボタンの部分に穴が開いています。キーボードのキーが押されると、1枚目のシートが押されて、2枚目のシートを超えて3枚目のシートと接触することで電気が流れてキーが入力される構造です。

SKB-WL10SETR
と言う訳で、エンターキーの上側のボタンにて『」』が入力されない様にその部分を絶縁してしまいましょう。
今回は1枚目のシート(キートップ)側にガムテを張りました。これは別に3枚目のシート側でも構いません。
(ただ、2枚目のシートだと穴を通して他のシートをくっ付いちゃうのでダメですよ!)

SKB-WL10SETR
あとは、エンターキーのキートップの裏側を改造します。
上側のボタンを使う様にホットポンドで半分ほど詰め物をします。穴が埋まれば別に他の物でもOKかと…

あとは、元通り組み立てれば…
エンターキーがちゃんと使えるキーボードに復活!! 😛

もし同じキーボードで困っている人が居たら試してみては如何かな!?
・・・もちろん、自己責任でお願いしますね! :mrgreen:

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