サンワサプライの無線キーボードSKB-WL10SETRを修理してみた!
管理人はサンワサプライの古ーい2.4GHzの無線マウス&キーボードを愛用していましたが、
さすがに古いし、電池の持ちとか最悪なのでSKB-WL10SETRという同社製の無線マウス&キーボードセットの美品中古がハウスオフに有ったので、買ってきました! 😀
・・・そこまでは良かったんですが、
このキーボード、作りが安っぽく…特にエンターキーが押された状態のまま引っかかって戻らない事が多々ありほとほと困ってしまいました。 😥
ググってみると、割とみんな経験している不具合の様でしたので、なんとか治せない物かー・・・と考えてみました。
『サンワサプライ製 SKB-WL10SETR(写真はキーボード部のみ)』
ワインレッドがカッコイイので、前から欲しいなーと思っていてお気に入りなんですが…
画像で分かりますかね…?、エンターキーが凹んだままになっています。
しこたま改行されますよ、、、えぇ。 😆
エンターキーのキートップを取ってみるとこんな感じ…
ボタンが2つあります。特にバネ等の類はありません。(まぁ、大体こんな感じですよね)
ただ、キーの裏側を見るとわかりますが、エンターキーの上部にあるボタンは実際には使用されておらず、下側のボタンのみでキー全体を支持している事がわかります。
これではキーが戻らなくなるのも頷けますね…
試しにエンターキーの下にある上側のボタンを押してみると『」』が入力されました。
位置から考えておそらくは、キートップを変更することで英字キーボード等に簡単に変えられるようになっているんでしょうかね…
この問題を解決するのに真っ先に思い付いたのはバネを仕込む方法。
ただ、上段にあるESCやファンクションキーはサイズが小さく測ってみると外径およそ5mm程度でした。
上から下まで5mmのバネを仕込むと、キーの下にあるボタンに接触してしまいますので、下に行くほど外径が広くなっているバネを探しましたが規格品ではすぐに見つけられませんでした…残念。 😥
上部のキーを考慮せず、外径の大きいバネを仕込めばもちろん大丈夫なんですが、エンターキーを治すだけであればそんな面倒なことも必要ないかなぁー…という訳でお金を掛けない方向でサクっと治します! 😎
キーボードの裏面です。なんか不規則にやたらネジがたくさん付いてます。
…しかも「☆型」のネジですよ。でもまぁここは強引にマイナスドライバーで開けちゃいます!
なぜか左上のキーボード足の斜め下とその隣にあるネジだけはプラスネジでした。
全部ネジを外したら、内部とご対面ー・・・、あれ?はずれない…
こんな所に1個だけ隠しネジが隠されてました。 😉
内部はこんな感じです。メカニカルキーボードでなければ、殆どのキーボードで同様の作りです。
3枚のシートから構成されていて、1枚目と3枚目のシートにパターンが描かれていて、2枚目のシートのボタンの部分に穴が開いています。キーボードのキーが押されると、1枚目のシートが押されて、2枚目のシートを超えて3枚目のシートと接触することで電気が流れてキーが入力される構造です。
と言う訳で、エンターキーの上側のボタンにて『」』が入力されない様にその部分を絶縁してしまいましょう。
今回は1枚目のシート(キートップ)側にガムテを張りました。これは別に3枚目のシート側でも構いません。
(ただ、2枚目のシートだと穴を通して他のシートをくっ付いちゃうのでダメですよ!)
あとは、エンターキーのキートップの裏側を改造します。
上側のボタンを使う様にホットポンドで半分ほど詰め物をします。穴が埋まれば別に他の物でもOKかと…
あとは、元通り組み立てれば…
エンターキーがちゃんと使えるキーボードに復活!! 😛
もし同じキーボードで困っている人が居たら試してみては如何かな!?
・・・もちろん、自己責任でお願いしますね!