ADATA Ultimate SU650 SSD 2.5インチ 240GBを買ってみた!

我が家のリビングESXなのですが、ちょっと前に密林のタイムセールで安かったSSDの容量が大きなものに交換しました…が、


ESXのイベントログにI/Oウェイトに関するメッセージが上がる様になってしまいました。
一時期はSSDを完全に見失ってゲストOSが停止してしまうほど… SSDのファーム更新以降、認識しなくなることは無くなったものの相変わらずログには上がり続けています。


『ADATA社製 Ultimate SU650 2.5インチSSD 240GB ASU650SS-240GT-C』

問題のSSDと交換する前に元々使っていたSSDと同一メーカーをチョイスしてみました。安価な上、3D NANDを採用しMTBF(平均故障間隔)は最大200万時間と言うのが決め手です。
スペック的には、2.5インチ SATA 6Gb/sインタフェースで、最大 520MB(読込)/450MB(書込)/秒 となります。



SSDの外装はあまり面白みが無いですよね…

適当な空きポートにSSDを接続してESXから認識させます。

現状はこんな感じ… datastore0がSSDです。
空きが36GB程度ありますが、シンプロビジョンで使っているため溢れそうになること数回… と言う訳で、今回は容量も大きなものにしています。


「ストレージの追加」を選択して「ディスク/LUN」を選んで次へ…

対象が表示されるハズなので、選択して次へ…

新品のSSDなので特に何もなくそのまま次へ…

データストア名を入力して次へ…
今回は、あとあとdatastore0をdatastore2に名前を変更するつもりで、datastore1にしてみました。

全部使いたいので「使用可能な最大領域」を選んで次へ…

設定のサマリが表示されるので「終了」を押すとディスクが追加されます。


追加されました。
あとは既存のデータストアにあるデータを用途別に再配置して…

こんな感じで分散してみました。
datastore1が主に光輪サーバー及び録画PC用領域です。空きが100GBあれば… まぁ、大丈夫でしょう。
datastore0は常時使用することのない検証用や古いOS(WindowsXPなど)を入れて置くことにします。
Systemデータストアが無理やりRAID1化のせいでアクセス速度がかなり遅いこともあり、データディスクやバックアップ置き場にする事にします。


ESX上の作業は終わったので、仮付けで適当に接続していたSSDを本来の場所に設置します… このAntecのケースは面白い所に設置場所があるんですよね…

5インチベイがハマっているんですが、これを持ち上げると…

こんな感じで設置できます。スペース的に横並びであと1台くらい置けそうですね… (ネジ穴が無いので固定できませんが)

最終的にこんな感じになりました。
問題のSSDをそのまま使い続ける事になりますが、接続ポートやケーブルも変わっているのでしばらく様子見ですね… まぁ、検証用がメインなので最悪は消えても問題は無いですし。

[rakuten]getplus:51202882[/rakuten]
[rakuten]compmoto-r:10491907[/rakuten]
[rakuten]getplus:51202881[/rakuten]
[rakuten]compmoto-r:10491906[/rakuten]

録画PC USB3.0対応に再チャレンジ!

過去にチャレンジしてうまく動かなかったUSB3.0対応録画PCリプレイス計画! その13)ですが、つい最近原因が判明しました。 😉

録画PCはESXi上で動いており、オンボードUSBをゲストOSにパススルーで見せて動かしているんですが、どうもUSB3.0部分のみパススルーができず、ESXi側で使える様になっていた様です。
つまりは、ESXiのUSBパススルーでゲストに見せてあげればUSB3.0が動くハズ!

…と言うのも、先日リムーバブルケースのHDDが故障してデータ救出騒ぎがありましたが、その際に3TBのHDDを購入し使い始めたのはいいんですが…
今のSATA-USB変換基板が3TBの容量に対応できていない様で、うまく動作しない事が判明しました。
なので新しいSATA-USB変換を買わなくては… せっかく買うならUSB3.0にしたいよね… ってな経緯です。 😛

前回失敗した際のパーツは、別のPCで利用しているため新しいものを用意しました。


『Onvian SATA-USB3.0 変換アダプタ 2.5インチ用』

『FDD電源メス変換ケーブル』『SATA延長ケーブル』『LED延長ケーブル』

SATA-USB3.0変換アダプタは、2.5インチ用ですが、これは電力問題で3.5インチHDDが駆動できないためです。今回は信号ラインしか使用しないのでこれでOK。
FDDとLEDのケーブルは現状のSATA-USB変換基板と置き換える為にコネクタを合わせる必要があるため用意。


現状のSATA-USB変換基板の状態はこんな感じ…



まず新しく用意したSATA-USB3.0変換アダプタのカバーをこじ開けます。
チップが乗っている面にはチップ型の電源LEDとアクセスLEDが付いています。

USBケーブルからの電源供給で動作しない様にするために、赤丸の部分に付いている0Ωのチップ抵抗を取り外してしまいます。
この変換基板自体の電力もこのチップ抵抗の先から得ていたので、この状態でSATA側から電力を供給してあげれば基板を外部からON/OFFができそうです。


アクセスLEDの左右に無理やりLED延長ケーブルを半田します。脆いのでホットボンドで固定を忘れずに…  🙄


リムーバブルケース側のSATA電源ケーブルは全てカットし、変換基板側も12Vと不要なGNDはカット、残った5VとGNDをFDD電源メスと結線しました。
これで、リムーバブルケースに接続されるのはSATA通信ケーブルのみ、リムーバブルケースの電源がONになると、FDDケーブル経由で変換アダプタに電力が供給されて動作を開始…するはず。


分かり難いですが、実際に装着するとこんな感じ…


アップにするとこんな感じ…


ESXi上で録画PCにUSBパススルーを設定。
「ASMedia AS2115」という名前で認識しました。  🙂


Windows上でもちゃんと認識することを確認!

「AS2115 の取り出し」と表示されていることが確認できます。
ちなみに、ここで取り出しを選んでもUSBパススルーが外れるわけではなく、リムーバブルケースの電源を切って別のディスクに差し換ると、ちゃんと新しく認識してくれました。 😉


ベンチマークはこんな感じ

90MB/s以上出ていますから、ちゃんとUSB3.0で動いているのが分かります。



唯一残念だったのは、アクセスLEDがアクセス時点灯タイプではなく、常時点灯でアクセス時消灯だったのが誤算でしたが… まぁ、無いよりは良いでしょう。

って事で、録画PCのUSB3.0対応の再チャレンジは無事に成功しました!  😀

[rakuten]digimonoya:10003491[/rakuten]
[rakuten]bestmatch:10283265[/rakuten]
[rakuten]biccamera:10030534[/rakuten]
[rakuten]murauchi-denki:27663721[/rakuten]

vSphere ESXi 6.0 Update2 へのアップグレード

リビングESXマシンを構築してからずっとESXi 6.0で稼動してきましたが、Bugfixなど気になる修正もあるのでESXi 6.0 Update2にアップグレードしてみました。 😉
…と言っても無償版なので難しいアップグレードはできないようですね。CDからサクッとやってみる事に…

ESXi6.0u2 update
ダウンロードしたISOをメディアに焼いてそこから起動します。
リビングESXマシンにはドライブがないので一時的に接続してやりました。 🙂

ESXi6.0u2 update
と、その前にH/W RAID基板から片方のSATAケーブルを取り外して置くことにしました。
これで万が一アップデートに失敗しても、線を付け替えればすぐに元に戻せます! 😛

ESXi6.0u2 update
CDから起動… MBR、EFIどちらにも対応しているみたいですね…

ESXi6.0u2 update
インストール画面になりました。「Enter」で先に進みます。

ESXi6.0u2 update
「F11」を押さないと始まりません…

ESXi6.0u2 update
ESXiのインストール(アップデート)先を選択して「Enter」を押します。
リビングESXは分かり難いですが、ESXi本体はRAID1のHDD上に、ESXi上で稼動する仮想OSのシステムディスクはSSD上に格納していますので、HDD(ASMT109x- Safe)を選択します。
本来HDD名が入る部分が変な名前なのは、H/W RAID基板を通しているからです。

ESXi6.0u2 update
ESXiのインストールを検出して対処を聞いてきますので当たり前ですが、Upgrade ESXiを選んで「Enter」!

ESXi6.0u2 update
インストール先を確認して間違いがなければ「F11」でアップデート開始です。 😀

ESXi6.0u2 update
ものの数十秒で終わっちゃいました。
ESXiの設定などは保持されたまま、デフォルトでは利用できなかった内蔵NICなんかもそのまま、最初から認識している状態で起動してきました。
後やることと言えば… 仮想ゲストOSのVMware Toolsをアップデートすることくらいでしょうか。

録画PC RAIDディスク交換 その2

データが色々とぶっ壊れて大変な目に合ったAdaptec RAID 5805ですが、掃除したりディスクの指し位置を変えてみたり色々としましたが、途中でHDDを見失うなど異常が多発…
構成変更して異常が起きたってならまだ分かりますが、抜いたHDDを戻しただけですからねぇ。 😆

色々と試していたところ、全く触ってすらいないHDDが認識されなくなったりする始末。
そうなると妖しいのは、SATAケーブル電源くらいしか思いつきません… 🙄

Adaptec RAID ケーブル
赤いケーブルがSATAケーブルなのですが、配線のし易さを考慮して非純正品だったりしますので、これを初めから添付されている純正品に交換してみることに…
(電源も旧作業用PC時代から使ってるめちゃめちゃ古い電源だから心配ではあるけども)

Adaptec RAID ケーブル
純正SATAケーブル

Adaptec RAID ケーブル
純正ケーブルで接続し直してみました。

RAIDは5EE(Data+Parity+Spare)の構成から、RAID 6(Data+Parity+Parity)に変える事にしました。HDDの数は同じですから理論上は読み込み速度は変わらない筈ですし(書き込みはパリティが増える分遅くなる)、何よりHDDを1本失うだけで勝手にSpare領域への構成変更が走るより失ったらSub-Optimal(RAID5相当)として普通に動き続けるRAID 6の方が安心できるかなぁ… と。 😕

ファイルシステム的にもメチャメチャだったため、とりあえずRAID 6で綺麗さっぱり新たにアレイを再作成し、データ入れて再起動したり電源落としたり、HDD抜き差ししたりしてみましたが、何の問題も発生せず… 😯
うーん。先日購入したSSDを取り付けた際にケーブルでも痛めたのかなぁ…

とりあえず本来あるべき状態には戻った(データはボロボロだけど)ので、当初の目的だったHDDの交換にチャレンジ…
ASMからの操作は止めて、一度電源切ってからHDD抜いてアレイをSub-Optimal状態にしてから、オンラインで新しいHDDを挿入してみました。

ASM Rebuild
はい、無事に認識してリビルド開始…
初めからこうなって欲しかった… 😥

ASM Optimal
Compactingや、Expandingほど時間も掛からずリビルド終了。
あー。はい、RAIDはバックアップにはならない… そうだよねぇ… :mrgreen:

« Prev - Next »