HP-UX OE-Update
光輪サーバ回りもひと段落したので、
とあるHP-UXサーバのOE-Updateをしてみた。(暇つぶしかよぅ)
まずは恒例のログチェックなどなど
# grep -ie error -e warn -e fail -e crit /etc/rc.log
# grep -ie error -e warn -e fail -e crit /var/adm/syslog/syslog.log
# dmesg | grep -ie error -e warn -e fail -e crit
# swlist -a state -l fileset | grep -ve config -e “#”
# ioscan -fnN | grep -ie unk -e unc -e no -e scan -e fail -e err
とりあえず作業前のバックアップ取得。
# export LANG=C LC_ALL=C
# make_tape_recovery -Av -a /dev/rtape/tape1_BESTn -d “2010/07/31 OE-Update Before”
※ “-d” オプションで、Ignite-UXアーカイブに名前を付与できます。
これを使えば、バックアップの中身が何だかわからなくなる心配がありません。
ちょっと /var が厳しそうだったので念のためcleanup
# cleanup -n -c 1
カーネルの再作成を実施。
(OE-Update中のカーネル再作成で失敗こかないように現状で問題ないことを確認)
# /usr/sbin/mk_kernel -o /stand/vmunix
ログファイルをリネーム。
(OE-Update以降のログと既存のログを区別するため)
# cd /var/adm/sw
# mv swagent.log swagent_old.log
# cd /var/opt/swm
# mv swm.log swm_old.log
Update-UXツールをアップデート。
(現状のUpdateツールがあまりに古いとアップデートが失敗する場合があるため)
# swinstall -s /[OEメディア] Update-UX
ちゃんとローディングされた事を確認。
# swlist -a state -l fileset | grep -ve config -e “#”
簡単な方法でUpdateしよう(めんどいから)
対話形式でアップデートすることにします。
# update-ux -i -s /[OEメディア]
以降は画面の指示に従えばOK
うちの環境だと・・・
WARNING: HPVM has been detected or has been selected for install on
this system. Installation of VSEMgmt and HPVM on the same
system is an unsupported configuration. If the intent is to
have this system be an HP SIM CMS that can manage a HPVM host,
then HPVM is not needed on this system and should be removed
or de-selected. VM Management capability is built into the
VSEMgmt software running within HP SIM. However, if this
system is intended to be a VM Host to be managed by VM Manager
running within SMH, then VSEMgmt and HP SIM software should be
removed. The VMMGR bundle maybe selected for install on this
system to manage the VM Host.
WARNING: The “checkinstall” for “VMMGR-CMS,r=A.4.1.0.78229” had a warning (exit code “2”). The
script location was “/backup/image/Rel_11.31/1003/catalog/VMMGR-CMS/pfiles/checkinstall”.
・・・なんか怒られた。
だけどそのまま続行してみたり、、、q(´Д゚)メンドクセー(゚Д`)p
OE-Updateが終わって起動してきました!
・・・ん?、なんかInstalledのやつが何個も・・・。
とりあえず、swconfigかけてみる。
# swconfig \*
・・・㍉
OE-Update中にWARNINGを吐いていたプロダクト
「VSE」から始まるやつを削除してみる。
# swremove
再度swconfig
# swconfig \*
・・・ぉ、全部OKになったよ。ъ( ゚ー^)
一度綺麗に再起動してみる。
# cd /
# shutdown -r now
恒例のログチェック
# grep -ie error -e warn -e fail -e crit /etc/rc.log
・・・なんか、HPVMホストAVIOがうんたらってエラー吐いてる。
http://software.hp.com から、プロダクトのUpdateを入手。
「AVIO_1131.depot」こいつを当ててやったらメッセージが消えた。
・・・ん?、なんかシステムが超重い。
Diskアクセスしっぱなしだし、入力がワンテンポ遅れる・・・。
Glanceで見てみると・・・・。
cimprovagt が、メモリを10GB以上使ってる(゜д゜)
ps -ef | grep cim で確認してみると…
どうやら、SFMProviderModule が原因らしい。
ぬっ殺してくれる。
# kill -9 [PID]
# cimprovider -ls
SFMProviderModule がデグレートになっちょる。
とりあえず、起動するたびにこんなだと困るので停止にしておこう。
# cimprovider -d -m SFMProvierModule
またまた http://software.hp.com から、プロダクトのUpdateを入手。
「DiagProdCollections_C.06.01.depot」こいつを当ててみる…
ちなみに、Updateした場合は勝手にcimprovier -d は無効になる(勝手に起動する)
ぉ、直ってる直ってる。
とりあえずはちゃんと(?)Updateできました。
めでたしめでたし。。。∩・ω・)∩
てけとーな香りが漂ってます。
うむ、てけとー…
i2モデルのSFMオンリー移行
第一弾のOEだからだろうか…
cimprovider周りで色々と勉強させて頂きました!