前回の記事はこちら
http://blog.kourin.org/blog/?p=280

さて、ネットショップで購入したSSDが到着しました!
いやー、世の中便利になりましたね…


『CFD社製 CSSD-SM64WJ3』 2.5インチ / 64GB / SATA / MLC SSD
http://kakaku.com/item/K0000099358/

プチフリで悪名高きJ-Micronのコントローラが載ったSSDですが、
新型で、キャッシュも搭載しているので、プチフリ・レスです。ъ( ゚ー^)
価格帯的にはReadは高めですが、Writeはさほどでもありません。
こいつを使って “HDDBOOST” しようと思います。ヽ(´▽`)ノ


内容物はこの通り… 説明書すらありません。
外見からはなんだかよくわかりませんね。。。


とりあえずPCに装着してみました。
今回は前回の過ちを教訓に、”スタンバイ” で接続しました。
・・・が、残念な事に認識してくれませんでした(爆)
仕方がないので再起動・・・ハイ、無事認識。

このまま装着してしまっては、
実際に効果があったのかどうかわかりませんので、
現状の性能を見てみましょう。

ウエスタンデジタル社製 WD5000AACS-00ZUB0 500GB


パーティションを約60GB程度切り出して、起動ドライブを構成しています。
う~ん・・・、ランダムリードがめちゃめちゃ遅いですね。
マシンのスペックは悪くはないので、HDD交換してから遅く感じる原因は
十中八九これでしょうね…

CFD社製 CSSD-SM64WJ3 64GB


いやー・・・さすがSSDですね。
これとHDDを比べるのはちょっと可哀想になってきます (;´Д`)

興味まで、RAID5ボリュームも測ってみました。
Highpoint社製 RocketRaid2300 (1TB HDD x 3 / RAID5) 2TB
 

おー・・・一直線ですね。
落ち込みが無く、安定した速度が出るのはいい事です。ъ( ゚ー^)
QD32の数値も高くなってますね、これはNCQとストライピングの効果でしょうか…


さて、SSDをHDDBOOSTにセットして、既存のHDDとの間に
写真のような感じでセッティングしてみました d(゚∀゚)b
※ 埃っぽいのはご愛嬌(*´Д`)


PCを起動してHDDBOOST Utilityを起動すると同期中なのがわかります。
・・・ちなみに、同期中はアクセス速度が低下します…

ではでは、お待ちかね。
HDDBOOSTでどんだけ早くなったのか計測してみましょう!
さて、ここでちょっとおさらいです。

「HDDBOOSTは、HDDの内容をSSDにミラーして、以後はSSDから読み込み
 書き込みはHDDに対してのみ実施する事で、読み込み性能と信頼性を高めています」

・・・なので、既存のデータを読み込んで測定するタイプの
計測ソフトでなければ、正しい値は測定できない訳です。

HD Tune の測定結果

500GBの先頭から64GB分くらいの読み込み速度が格段に早くなっていますね。
HDDBOOSTとしては問題なく動作しているようです。

一応、CrystalDiskMarkも測定してみましょう。
CDMは測定する度に作業用データを作成するタイプのソフトのため、
データは全てHDD上に載るため、結果はHDD単体と同様となるハズです。

CrystalDiskMark 3.0 の測定結果

・・・・あれれれれ?
読み込み速度が完全にSSDになってますね。
書き込み速度もちょっと落ちている様子・・・。

かるくググってみると、現状のファームでは、
HDDだけでなくSSDにも書き込みが行われているようですね。
まぁ、早くなるのは良いことなので気にしない事にします。
・・・で、書き込みがちょっと遅いは・・・様子見という事で…
あまりに気になるようなら、HDDBOOST外して、
SSDだけにしちゃうかも・・・ (;´Д`)

ちなみに体感速度的には、
・起動時の速度は別に変わらなかった(管理人の環境依存?)
・起動後の動作はキビキビしている気がする

こんな感じでした。