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過去にはH/W RAID基板によって冗長化を構成していたことも有りましたが、現在のリビングESXのデータ用HDDは、OS上の機能でソフトウェア的にRAIDを構成しています。
これを昔の形に戻そうかなぁ… と言うのが今回のチャレンジです! 😛
H/W RAID基板をやめた理由は、速度が遅すぎる… に尽きます。
でも基板自体はSATA3に対応しておりそれなりの速度は出るハズ。
HDDが原因で遅いのであれば、SSHDならどうだろう? 🙄
って事で、データ用1TB HDDを2TB SSHDに交換してH/W RAID1化してみます!!
左から「mSATA to SATA 3.0 変換基板」「Seagate FireCuda 2.5インチ 2TB SSHD」「Bplus Technology PM1092R」
PM1092Rは過去のH/W RAID化に使ったものです。
(その後交換した方のヤツではなく、あくまで最初に使ったヤツです)
mSATA to SATA 3.0 変換基板はぱっと見SSDの様ですが、パカっと開けると変換基板が入ってます。
mSATAのSSDをSATAのSSDとして使うための製品ですね。
過去のH/W RAID化の際は変換基板の選択をミスったせいで余計に変換を挟んでいたので、今回はちゃんと1回で変換が済むものに変更… 😀
仮置きしてみるとこんな感じに…
とりあえずデータストアとは関係ないISOやバックアップなどを移行してみました。
うーん…とりあえずは動作してそう。。。 🙄
(まだ同期中なので本領発揮はまた後日…)
[rakuten]edion:10395117[/rakuten]
[rakuten]pckoubou:10264332[/rakuten]
[rakuten]dtc:11115154[/rakuten]
[rakuten]etre:10020146[/rakuten]
ちょっと時間が経ってしまいましたが、実家用ESXサーバのSSD RAID0ボリュームが非SSDとして認識してしまっているので、これを修正します。
本当はさっさと移行先をセットアップしたいところなんですが、肝心のデータ領域用のHDDが用意できていないので中断…
方法は結構簡単。
デフォルトでは SSD として検出されない SSD ベースのディスク/LUN に対して SSD オプションを有効にする (2013188)
シェルを有効にしてからSSHでログインして、対象の論理ボリュームに対してSSDのオプションを付加するだけ…
(管理人の場合はUSBメモリ起動なのでUSBのデバイスも見えてます)
[root@Closet-ESX:~] esxcli storage nmp device list naa.6003005700a4297023715c1b26f04099 Device Display Name: Local LSI Disk (naa.6003005700a4297023715c1b26f04099) Storage Array Type: VMW_SATP_LOCAL Storage Array Type Device Config: SATP VMW_SATP_LOCAL does not support device configuration. Path Selection Policy: VMW_PSP_FIXED Path Selection Policy Device Config: {preferred=vmhba1:C2:T0:L0;current=vmhba1:C2:T0:L0} Path Selection Policy Device Custom Config: Working Paths: vmhba1:C2:T0:L0 Is USB: false naa.200049454505080f Device Display Name: Local USB Direct-Access (naa.200049454505080f) Storage Array Type: VMW_SATP_LOCAL Storage Array Type Device Config: SATP VMW_SATP_LOCAL does not support device configuration. Path Selection Policy: VMW_PSP_FIXED Path Selection Policy Device Config: {preferred=vmhba32:C0:T0:L0;current=vmhba32:C0:T0:L0} Path Selection Policy Device Custom Config: Working Paths: vmhba32:C0:T0:L0 Is USB: true [root@Closet-ESX:~] [root@Closet-ESX:~] esxcli storage nmp satp rule add --satp=VMW_SATP_LOCAL --device naa.6003005700a4297023715c1b26f04099 --option "enable_local enable_ssd" [root@Closet-ESX:~]
あとはESXを再起動すれば、次からはSSDとして認識してくれるハズ…
はい、こんな感じでちゃんとSSDとして見えました。
録画PCことリビングESX用の新しいデータ用ディスクを購入しましたので、到着次第データ移行にチャレンジする予定です。
(それで不要になった古いHDDを実家用ESXのデータディスクに転用する予定…)
知っている人はご存知かと思いますが、管理人宅はPanasonicの太陽光発電と蓄電池がセットになっている創蓄連携システムになっています。
その中核を担っているのが、AiSEGなのですが…
何気なくAiSEGの画面を開いたところ、
何やら3周年だったようです。
AiSEGも今発売しているものは、AiSEG2になってGoogle Homeなどと連携したりできる様になっている様です。
まぁ、管理人宅の場合連携してもあまりできることも無いので別に良いのですが…
リビングESXをリビングPC化してみます!
何を言っているのか意味がわからないかもしれませんが誤字ではありません(爆)
…と言うのも、リビングにESXサーバと言うパッと見PCの様に見える物体が鎮座している訳ですが… いざそいつを操作しようとすると、2階にあるデスクトップPCから操作するかノートPCから操作する以外にありません。
折角なので、PCとして利用できるようにしたいな… って事でPC化します!! 🙂
まず購入したのはこちら…
『Buffalo USB3.0対応 USB NIC / LUA4-U3-AGT』(左)
『玄人志向 USB3.0コントローラ 増設IF / USB3.0RA-P2H2-PCIE』(右)
まず、ESXのゲストOSにキーボードなどをUSBパススルーする事はできない様なので、USBコントローラ自体をパススルーさせます。(※)
前のマザーボードでは、オンボードのUSB2.0部分だけパススルーとかも動作しましたが、交換後のマザーではESXがパニックを起こしたためそれは不可能… って事で、USB3.0コントローラの増設IFを用意しました。 😎
ただ、リビングESXにはもう空いているPCIeポートは無いので、HP NC360Tと言うIntel 2Port NICを取り外して付ける事にします。
ただ、それだとオンボードNICだけになってしまうので、冗長化したいな… ってことでUSB接続のNICも用意!
USB3.0コントローラの内蔵用ピンヘッダは、今はマザーボードに接続されているフロントUSBポートのケーブルを繋ぎ変えます。
これで、一見すると普通のPCの様に振る舞えるはず…
USB NICのインストールはこちらを参考に…
Functional USB 3.0 Ethernet Adapter (NIC) driver for ESXi 5.5 & 6.0
ASIX AX88179 というチップを搭載しているものであればイケるはず。 😉
こんな感じでちゃんと認識してオンボードNICと冗長化も構成できました。
(ただ、JumboFrameには対応していなかったのでその点は要注意…)
仮想マシン側の設定はこんな感じです。
USB3.0コントローラをまるごとパススルー構成させています。
残るは画面出力ですが… リビングにはテレビがあるのでこちらと接続しましょう。
その為にグラフィックボードを搭載…なんて訳にはいかないので、USB接続のものをチョイス! 😀
『Wavlink USB3.0 to 4K HDMI Adapter』
丁度、密林のセールがあったので4000円ちょっとで購入できました。
4Kですよ!4K…。こちらはDisplayLink社製のチップを搭載しているらしいです。
DisplayLink社製のUSB-VGAは仮想化環境に対応しているそうなので安牌かと…
さて、肝心のセットアップ方法ですが…
DisplayLinkのドライバは環境チェックをパスしないとインストールできません。
その中にはグラフィックドライバも含まれるので、VMware Toolsをこんな感じでセットアップします。
(マウスを除外しているのは、管理人の環境だとVMの仮想マウスと物理のマウスが競合してまともに操作できなくなった事があったため…)
次にDisplayLinkのホームページから最新のドライバを入手してインストールします。
インストールが終わったらUSB3.0 to 4K HDMI Adapterを接続… 🙄
接続するとこんな感じ… 光ってるぅー!
はい、これでディスプレイの設定で出力先をUSB3.0 to 4K HDMI Adapterのみにすれば一見すると普通のPCの出来上がりです!
…ただ、普通に使えるのは使えるんですが、画面の複製は選択不可能。拡張もしくはどちらかの画面出力のみ選択できる状態になっています。
つまり、vSphere Clientとかでゲストの画面を開いても「真っ黒で操作不能」です。
それでも問題なければこれでOKですが、どうせなら画面の複製をしたいですよね…
VMware Toolsのインストーラを立ち上げて「変更」から「SVGAドライバ」を削除してください。
これで、ディスプレイの設定から画面の複製が選択できるようになります。 😛
また、Windowsをシャットダウンしてしまうと起動するのが面倒なので電源オプションを無効化しておきます。
(以下の画像はクリックで拡大)
4Kのドットバイドットは流石に細かすぎて目が死にますね…
録画PCの余剰スペックを使っているのでそんなにサクサク動作はできませんし、Youtubeとかの視聴には耐えられませんが、あって困るものではないので使い方は追々考えていくスタイルで行きましょう…
(※) Bluetooth接続のキーボード/マウスでも問題がなければ、USB Bluetoothレシーバは単体で特定のゲストにUSBパススルーは問題なく可能でした。なので、USB-VGAも同様にUSBパススルーで動作できれば追加のUSBコントローラが必須と言う訳では無いです。
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