MSA1000修理のついでにサーバー環境をちょっと改善

つい先日、MSA1000のファンが壊れたーと騒いでおりましたが、新品のファンが届きましたのでファン交換ついでに色々とサーバー周りを改善してまいりました。 🙂


さすがに古さを感じる佇まいであります… 😕


とりあえずはこちらが新品のFAN。
ラックを引き出して裏側をこんにちは… 😎

片側(右側)が完全に死んでます。
…というか埃も凄いことに…

新しいFANに交換するとこんな感じ… 方系運転だとFANが全速回転するので、これで少し静かになります。

パネルの表示も問題なさそうで何よりです。 😛

次はついでのHP Integrity rx2600のカード交換。

一番下の2Uのラックマウントサーバです。

ぐぐっと引き出します… 見た目によらず、結構奥行きがあるんですよねコレ。 😆

シャーシをあけてIOスロット部分を取り外すとこんな感じになります。

一番上に刺さっているカードを交換して、空いてるスロットには追加でカードを挿入します! 😉

一番上が取り外した「A6795A PCI-X 2Gb FibreChannel HBA」です。
その下が交換&追加する「AD194A PCI-X 2Port 4Gb FibreChannel HBA & 2Port 1Gb Ether」「A6825A PCI-X 1Gb Ether ×2枚」
これでFCが2ポート、LANは内蔵を含めて6ポートになります。 😀

交換して電源を入れると… ふむふむ。カードは認識している様子…
Brocade側にてステータスを確認。うんOK、ちゃんとリンクしてます。 😛

MSAはシリアルケーブルを持ってくるのを忘れたので、今回はGUIにて設定しました。
勝手にWWPNを拾ってくるので、適当な名前をつけてホストモードを設定してやります。

元のカードと同じ用にディスクをアサインします。
うーん。SANブートだとこういうときは面倒ですねぇ… 🙁

その後、更についでにコアスイッチを100MbのCatalystから1000GbのPowerConnect(DELL)に変えることに… このスイッチは現光輪サーバー環境でもともと使っていたお古です。おいて置いてももったいないので組み込むことにします。 😆


結果、こんな感じになりました。
HP Integrity rx2600は、追加したLAN用に閉じたVLANを作ったので、今度新しくLANケーブルでも配線しようかな…とか考え中です。 😎

MSA1000トラブル発生!

年明けに実家に行ってまいりました。
MSAやIntegrityなんかはそっちに置いてあるんですが、なんかいつもより音が煩い気が…

って事で、繋がってる旧光輪サーバーをシャットダウンしてMSAの電源落として、折角だから埃飛ばしたりお掃除してから電源を入れ直してみたりしたら…

赤々とともるLED… Batteryの問題だったら別にいいんですが(良くは無いけど)
近づいてみてみると…


うむむ、どうやら今度は反対側のFANがお亡くなりになったみたいですね。
とか思ってたらディスクが1本認識してないとかメッセージも出たいたり…


一度抜いて指し直してみたら… リビルド開始。大丈夫っぽいです。


サーバーからもちゃんとアクセスできるので、まぁ大丈夫なんでしょう…
とりあえずFANは片系運転になってしまっているのでサクっと交換品をeBayで購入。
このさいバッテリーも… と思ったんですが、eBayはちょっと高いのよね…
米Amazonとかだったら安く買えるんですが、恐らくバッテリーって理由だと思うんですが、購入できない…(リチウムイオンじゃなくて、ニッケル水素なのに)
めちゃめちゃ安いところは発見したんですが、最小10個から… 多すぎじゃぃ!

MSA1000のシリアルケーブルを作ってみた

さてさて、前回ゴリゴリ削っていたRJ45のLANケーブルですが…

MSAシリアルケーブル
こんな感じでCiscoのシリアルケーブルと連結して…
あれ、あれれ反応しない。。。残念。 😥

そーいえば…とTxD、RxDを逆転させてみたところ

MSAシリアルケーブル
オーケーオーケー。ちゃんと出力されました。
作り方ですが…

まず、MSA1000側に相当するRJ45コネクタを削ります。
MSAシリアルケーブル MSAシリアルケーブル
赤い部分を削り取って右のような形にしてやります。
これでMSA側にカチっとはまるようになりました。 😛

MSAシリアルケーブル
このケーブルを次のように結線します。
MSA1000 1番pin ⇒ Cisco 3番pin
MSA1000 4番pin ⇒ Cisco 4番pin
MSA1000 5番pin ⇒ Cisco 5番pin
MSA1000 8番pin ⇒ Cisco 6番pin

これで接続できますよ! 😎



 

MSA1000 バッテリー交換にチャレンジ! その2

さて、前回MSAのバッテリー交換にチャレンジした訳ですが…

MSAバッテリー
治らなかった訳ですよ… 😆

色々相談したり調べたりしたんですが、シリアルケーブルが無いとどうにも…
と言う事で、とりあえず出来ることからやってみよう… って事で、もう一度バッテリーを外して付け直してみました。

MSA1000バッテリ異常
一応、電圧も測ってみる…
・・・おやおやおや?
すると、交換したバッテリー4個中1個だけ明らかにおかしい。

他のバッテリーは、5.7v 程度なのに対して、1個だけ4.5v になってる。
端子の部分をよーく見ると… バネの山が完全に凹んじゃって飛び出てない様子です。
これは… ただの接触不良なんじゃないの!? 😯

MSA1000バッテリ異常
ドライバーで山を引っ張り出して再度装着してみると… はい、充電中です。
そしてそして…

MSA1000バッテリ異常
ハイ!消えました!! 😛
皆さん、バッテリー交換の際にはピンをよく確認しましょうね!

…それはそうと、MSAについて色々調べていたらこんな物を発見。
MSA 1000 Console Cable HP 259992-01
516 Fibre subsystem link failure (358952.txt)
こ…これは!、MSA1000のシリアルケーブルのピンアサイン!? 😯
そこで知った驚愕の事実。

RJ45
RJ45Z
上が普通のRJ45コネクタ、下がMSA1000のRJ45Zコネクタ
妙な出っ張りがあるだけ… かと思いきや。あれれ?ピンの数が違くない!? 🙄

RJ45は8ピンなのに対して、RJ45Zは何と10ピンコネクタでした。
これは厳しい… と思ったものの、構造を見る限りは普通のRJ45の両脇に1ピン足されたような形状で、かつピンアサインを見る限りはその1番ピンと10番ピンは未使用のようなので…

MSA1000シリアルケーブル
こんな感じでダイソーのルーターでゴリゴリ削ってみました。
生憎D-sub9ピンのコネクタなんて持ってないので、Ciscoのコンソールケーブルの形式に変換してみようかと思います。
Ciscoコンソール用 DB9-RJ45変換コネクタの自作

さてさてうまくいくだろうか… 😎

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