光輪サーバー移行

実家のクローゼットサーバーで稼働していた光輪サーバーですが、リビングESX環境上に新しく導入したLinux上に移行しました。 😛

OSも古くなって来ていたし、もうディスクが3回も壊れて交換してたりするし… 何より調子が悪くなるたびに実家に行くのが面倒… って事でのお引越しです。

新生光輪サーバー
こんな感じで移行中です…
今のところ、外部から分かる部分としてはほぼ移行完了と言って良いかな?

CPUリソース的には十分、メモリも十分な新環境なので快適になる事でしょう!
…なってくれると嬉しいな… 嬉しいな!! 😆

リビングESXマシン メモリ増設

録画PCとして作業がほぼ完了したリビングESXマシンですが、お次は古くなった光輪サーバーの移行です…
CPUリソースは予め考慮して機器を選んでいたのでよかったのですが、Direct I/Oでデバイスをゲストにアサインするとメモリを実際のアサインしたサイズより多く(ほぼ倍)利用することを考慮していなかったため、そのままでは光輪サーバーが動かせません…

リビングPC
我が家のリビングESXマシン(ケースはAntec NSK2480)

Team 4GB DDR3 1600 2枚組
「Team DDR3 1600 4GBメモリ2枚組」

増設するメモリは、今搭載しているものとまったく同じものにしました。その方が相性問題とか気にしなくて済みますからね… 🙂

メモリ増設
装着前
メモリ増設
装着後(真上からの写真なので若干分かりにくいですが…)

メモリ増設(ESX)
マシンを起動して、外部からvSphere Clientで接続して確認するとちゃんと認識されているのがわかります。
これで光輪サーバーも問題なく動作できるでしょう… よかったよかった。 😎

(画像クリックで拡大します)
メモリ割り当て
ゲストOSへのアサインはこんな感じ… いやぁ、便利ですねESX。




Windowsでのシンプロ領域ゼロ埋め解放 for ESX

vSphere 6.0 上のゲストOSを触り始めて少し経ちましたが、度重なるアップデートや試行錯誤にてシンプロビジョニングで見せているディスク領域も段々と増えてまいりました。 😕

仮想ディスクの空き領域を解放するには、空き領域をゼロデータで埋めて、ESX シェル上で
「vmkfstools –punchzero <vmdk仮想ディスクファイル>」
と叩けば良いみたいです。

ゼロ埋めにはSDeleteを使用。
ダウンロードして適当な所に展開して、メモ帳を開いてバッチファイルを作成します。
シンプロ領域解放
展開した場所までのフルパスと「-z <対象ドライブ名>」でOK
おもむろにバッチファイルに対してショートカットを作成します。

シンプロ領域解放
「プロパティ」⇒「ショートカット」⇒「詳細設定(D)」と開いてゆき… 『管理者として実行(R)』にチェックします。

シンプロ領域解放
あとは実行して終了するのを待つだけ…

vmkfstools –punchzero コマンドを使うには、該当のゲストOSを停止しておく必要がありますので、上記のゼロ埋め作業がおわったらゲストをシャットダウンします。
あとは、ESXシェルにSSH等で接続しコマンドを叩くだけです。 😀

シンプロ領域解放
コマンド実行中…

シンプロ領域解放
終わったらvSphere Clientに接続して対象ゲストのサマリを開きます。

シンプロ領域解放
「ストレージ使用率の更新」をポチっと押すと使用量がガクっと落ちたのがわかります。 😛

録画PCリプレイス計画! その8

先日、ESXで使えるRAIDカードを用意しないとねー… 等と言っておりましたが、用意しました!

Adaptec RAID 5805
輝くAdaptecのロゴ… おぉぅ。

Adaptec RAID 5805
「Adaptec RAID 5805 / 8Port SAS&SATA HW RAID / PCIe 8レーン」

えーと、化け物が来ました(爆)
RocketRAID 2300と比較するのもはばかられるキッチキチのRAIDカードです。 😯

データ戻し中
旧録画PCに接続して、ファームウェア更新やアレイの構築・データの書き戻しなどを実施。
これがまた結構な時間かかります。

旧録画PCでは、RAID5 (Disk 6本) + HotSpare(Disk 1本) の7台構成でしたが、
新録画PCでは、RAID5EE (Disk 7本) という構成にしてみました。

RAID5EEというのは、どうもAdaptecオリジナルのものらしく… ホットスペアを専用に設けずに、同一アレイ内で分散するもののようです。
単純に考えるなら… Disk本数が増えるため、単純なRAID5と比較して速度がアップし、かつRAID5+HotSpare構成ではあるため、対障害性ではRAID6に匹敵するもの… かと。

新録画PC内部
データの戻しが完了しましたので、Diskとカードを取り外してもともとの筐体にセッティング! 🙂

新録画PC内部
Adaptec RAID 5805 カードが前のRocketRAID 2300より長めなので、ケースは選ぶかもしれませんね。
あとは、結構熱を持つカードらしいので、エアフローが若干心配ではあります… 🙄

新録画PC内部
フロント区画は、ポートマルチプライヤが不要になったため、ちょぴっとスッキリしましたね。 😉

新録画PC内部
Diskの部分はこのとおり、あまり違いはありません…

HighPointのRoecktRAIDは、Webブラウザにて非常に簡単に設定できますが、Adaptec RAID 5805の場合は… Adaptec Storage Manager(ASM)というもので設定できるようです。
…ちなみに、ESXの設定はあいも変わらずパススルーで構成しています。
(その方が管理がしやすいので…)

(以下ASMでのアレイ構築手順、写真はクリックすると拡大します)
ASM ASM
ASM ASM
ASM ASM
ASM ASM
ASM ASM
ASM

さてさて、肝心の速度変化ですが… こんな感じになりました。
(すべてアレイの9割ほどデータが入った状態での計測結果です)
旧録画PC HighPoint速度
旧録画PC HighPoint RocketRAID 2300 (RAID5) 計測結果
旧録画PC Adaptec速度
旧録画PC Adaptec RAID 5805 (RAID5EE) 計測結果
新録画PC Adaptec速度
新録画PC Adaptec RAID 5805 (RAID5EE) 計測結果

…と言う事で、マシン自体の性能は誤差の範囲に納まっていそうな感じです。さすがPCIe 8レーンといった所でしょうか… 😛

ちなみに、このRAIDカードはキャッシュを512MBほど搭載しております。
なので、この範囲に収まるようなデータで計測をしてやると…
新録画PC Adaptec速度
だだーん! …と、アホの様な結果になります。 😀
けど、実際のところ自分の用途だと、この範囲に納まるアクセスが殆どかと思いますので、ストレスフリーの時代到来かもしれませんね!




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